信ずべき貴ぶべき山に登り始めて425日目!!
信貴山千手院カレンダーより本日の言葉
「 退いて考える 」!!
今日は、2023年 4月18日!! 気温 7℃!!
お寺を歩いていても、肌寒い日が続いています。
ただその分、空気が澄んでいるのでしょうか?
うぐいすを中心とした、鳥のさえずりが響き渡って気持ちのいい朝です。
うぐいすは、大和川でもさえずっているし、信貴山でもさえずっているので
ずいぶん多くのうぐいすがいるんだなぁ? って毎朝感じます(笑)
この鳥たちのさえずりを聞いていると
鳥たちにも言語があるのかな? って感じます。
それぞれの鳥たちが、声に呼応するようにさえずっているからです。
鳥の声で、自然を感じるもいいことです。
自然を感じないと、気の流れは、読めないからです(笑)

本堂前の参道も、新緑があふれています。これからグリーンが深くなっていくのですが、季節にピッタリな新緑です。
人生は、山あり谷あり、上り坂もあれば下り坂もあります。
コロナ感染拡大で、まさにそんな経験をして感じます。
コロナを乗り越えて、成功や幸福感に満ちた状態にあるときは、その状態を維持するために、地に足をつけて落ち着き、調子を崩さないように注意していけばいいです。そして、何ごとも行き過ぎないように注意することが重要です。
たとえば、成功に執着しすぎると、周りが見えなくなります。
周りが見えなくなると、自分の心身の疲弊に気づかなかったり、周りの人々を巻き込むことは、注意したいところです。
一方、失敗や挫折を経験した時には
立ち上がって前に進むために、ポジティブな思考や行動を心掛けましょう。逆に、消極的になって諦めてしまうことは、より深い谷底に沈む原因となります。
失敗や挫折を乗り越えるためには、自分自身の強みを再確認し、前向きな姿勢で新たなチャレンジに挑戦することが必要です。
世の習いとして、上りつめたら下るしかない、どん底に落ちたら上昇しかないという言葉がありますが、これは一面的な捉え方であり、すべての人に当てはまるわけではありません。どんな状況でも、自分自身の目的や価値観に忠実であり、適切なバランスを保ちながら進むことが大切です。

かすみに隠れながらも、薄っすらしたお日さまが昇ってきました。