日本最古の天満宮 菅原天満宮:菅原家始まりの地に鎮座する神社と菅原道真公

Hola Todosーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです

ロータスロード中の喜光寺に早く到着して、周辺を散策でビックリ!!

日本最古の天満宮 菅原天満宮は、奈良県奈良市菅原町東1-51-1(旧住所 奈良市菅原町518番地)に鎮座されています。

奈良のお寺って、駐車場がない場合、駐車場が狭い場合が多くて
ロータスロード中で人気の喜光寺は、混みあっているだろうなぁ? と思って早く出ました。
もうひとつ考えていたのが、早めに行こうという僕のような人って、けっこうおられると思ったので、もしかしたら山門の開門が早くなるかも? と淡い期待をしながら、車を進めていると、渋滞もなく、開門までかなり時間がある早い時間に到着しちゃいました(笑)
車に乗っていても、お日さまの日差しが強いので、ケイと少し歩いてみようということになって、周りを徒歩で散策しました。

喜光寺の山門から東北の方位に、木々がこんもり生えている神社のような風景が見えたので、まずそこから行ってみようという話しになり、歩いていくと

日本最古の天満宮 菅原天満宮
そして菅原家が始まったゆかりの地

ということには、驚きました。
大手スーパーに勤めていた頃、北野天満宮のそばのお店だったので、菅原道真公は、京都だと思っていたので、実は、奈良が始まりの地と云うことに、驚きました。
そして早めに着いたのも、ご縁があってのことと、お参りさせていただいたことに感謝しました。

菅原天満宮の御祭神は?

● 御祭神

天穂日命(あめのほひのみこと)農業守護、商売繁盛、学問上達
野見宿禰命(のみのすくねのみこと)勝運、武芸上達
菅原道真公(すがわらみちざねこう)学問の神、書道の神、難除けの神

● 末社祭神

渡会春彦翁(わたらいのはるひこおきな) 道真公が、豊受神宮に祈願してお生まれになったご縁
豊宇気姫命(とようけびめのみこと)五穀豊穣、衣食住の安泰、農業守護、漁業守護、開運招福
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)商売繁盛、旅行・交通安全、金運上昇、技芸・芸能

菅原天満宮御由緒(神社鳥居横「略記」参照)

菅原天満宮は、菅原家一系三神を祀る延喜式内社の日本最古の天満宮です。
天穂日命は菅原家の始祖とされ、天下泰平、国土安泰、五穀豊穣の守護神です。
その子孫で中興の祖である野見宿禰命は菅原の地を本官とし、その豊かな赤土と松樹を活用して土師器や埴輪の製作に従事していました。

垂仁天皇の皇后(日葉酢媛命)が崩御された時、当時悪習であった殉死を取り止め、替わりに埴輪を埋めるべく建言した功績により、垂仁天皇より土師臣の姓を賜りました。土師氏はここを本拠地とし各地に勢力を伸展しました。発掘調査で、埴輪を焼いた窯跡が発見され、平成12年3月に奈良市指定文化財「菅原はにわ窯跡公園」として指定されました(阪奈道路沿い神社より東へ400メートル)。

また、当麻蹴速との力比べに勝ち、これにより角力の始祖としても知られています。
その後、土師家は大喪の事を掌っていましたが、その子孫の土師古人他が天応元年(西暦781年)に、この土地の名「菅原」に改姓を願い出、勅許されました。以後、三代後に菅原道真公の出生となります。

菅原道真公は野見宿禰命第17世の子孫です。
参議従三位是善の第三子で、生来聡明にして文学に長じ、貞観年中には文章得業生となり累進して文章博士となりました。宇多天皇の寵愛を得て遂に参議に任ぜられ、民部大輔左大弁勘解由長官となりました。その後遣唐使を拝命し、醍醐天皇の昌泰二年(西暦899年)に右大臣に重用されました。

その後、故あって太宰府に転じましたが、これを機にいよいよ詩歌の道にいそしみ、文筆に励み広く学芸の神と仰がれるにいたりました。とくに晩年は、類従国史二百巻を編さんし多くの史書や詩歌の書を執筆し、その博学ぶりを発揮しました。

道真公の没後は全国各地に道真公を祀る神社が設立され、世に道真公を天満大自在天神と崇め奉るようになりました。

その中でも、菅原家発祥及び生誕の地である菅原天満宮と、終焉の地である太宰府天満宮及び京都の北野天満宮は最も重要な神社とされています。こうしたゆかりを以って世の人々は、道真公の神徳にあやかり、試験合格・学徳向上の祈願は言うまでもなく、文筆にいそしむ人々の信仰は殊に厚いです。菅原天満宮境内には立派な筆塚が建立されています。

● 筆塚

菅原天満宮筆塚 古筆を焚き上げて、毛物の霊を供養する筆まつりです

天満宮と言えば、菅原道真公が愛した梅と臥牛像

お世話になったスーパーの近くにあった北野天満宮も、境内に牛の臥牛像がたくさんありました。時々お寺にお参りした時に見かける天満宮の周囲には、撫で丑などの臥牛像を見かけます。
菅原天満宮の臥牛像は、歴史の流れを感じさせる臥牛像で、どれだけの時代を見てきたんだろう?って思いました。

● 菅原道真公がこよなく愛した梅

天満宮と言えば、梅の木を境内のあっちこっちで見かけます。

● 日本最古の天満宮 菅原天満宮公式ページ

奈良の社寺は、お参りして初めてわかるおもしろいことがたくさんあります。
それは、奈良という地が、この国の始まりの地だからかもです。
ただポツンポツンと離れた所にあるのと、交通手段が車以外ないところがあるので
十分調べて、お参り行かれると困ることも少ないと思います。

しあわせな楽しい、いい一日を(笑)
人は、人生を楽しむために生まれてきたのですから!!

Por una Sonrisa
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