対岸の火事:何かあった時に、自分は関係ないではなく、他人を気づかうことが大切!

Hola Todosーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです

今日から9月!!
龍田大社さんの朔日の月次祭に参加するようになって朔日と十五日の宮司さんのお話しが楽しみです。お昼間は、日差しが強く、まだまだ気温が高い日が続いていますが、朝晩は、少し秋の足音は響き始めたので楽しみな季節になってきました。

facebook の投稿で、朔日参りの簡単な投稿をアップすると
朔日、十五日の宮司さんのお話しに興味を持っておられる方が多いんだなぁ?
「いいね」!の数を見ていると、そんなことを感じます。
もしお待ちの方がおられれば、お待たせしました(笑)

「 気はこころ 」

風鈴まつり、まだされていて、風鈴の音色に、月初めからこころを洗われる思いでした。

「気」と「こころ」の違い!
案外知っているよう知らない人が多いので、まず整理しますね。
よくこころくばり、気配り、悪心、悪気など、他にもいろいろありますが、「気」と「こころ」では、意味も違ってきます。

「気」とは、何かをやろうという思い、何かを思いつくこと。
「こころ」とは、思いやり、喜び、楽しさ、精神的な作用。

を示すそうです。気とこころの違い、知っているようで、説明して話してみてと言われるとはっきり説明できなかったことに、ちょっと反省しました(笑)
神さま、仏さまは、気を通して、ヒントや気づきを与えてくれているのです。

それに気づこうと思えば
前月まで、背負ってきた罪、穢れ、災いを祓っておかなければ、周波数を神さまに合わせていても神さまの言葉は、受信できないのです。

朔日の朝は、前月の罪、穢れ、災いを祓うために「大祓の言葉」からスタートです。
月次祭に参加していると
おなかに響く宮司さんの打つ太鼓に合わせて「大祓の言葉」を奏上するので、きれいに神さまの声が受信できるのです。 月次祭は、けっこうの多くの神社でされているので、お近くの神社にお参りされて参加すれば、月初めのスタートにいいスタートが切れればいいと思います。
そして宮司さんのためになるお話しも聞けます!!

祓うということは
神さまの言葉を受け取るスペースを作ることもできるのです。

カラダの中の、血の流れる「血管」、気が流れる「経絡(けいらく)」

白龍神社では、水が大好きな龍さんが待っていたので、岩に水をお掛けしました。

経絡という言葉は、聞いたことがありましたが
説明してと言われると、ちょっとググりますね(笑)というレベルでした。
カラダの中の血管は、カラダから青白く浮かんで見えるので、日ごろ目にしているのでわかります。

経絡というと

古代中国の 医学 において、人体の中の 気血栄衛 ( 気 や 血 や 水 などといった生きるために必要なもの、現代で言う代謝物質)の通り道として考え出されたものである

経絡の「経」は経脈のことで縦の脈
経絡の「絡」は絡脈のことで横の脈

で、経絡に沿って存在するツボを刺激することで、カラダの、こころの不調を改善することができたそうです。なので、気の流れは、対外的なモノ、こころの中のモノに感じがちですが、カラダの中も流れているということなのです。

大難を小難に、小難を無難に

ここからの風景は、各お社が見えるので大好きな神社風景です。

「災い」「難」って、より小さくしていただけるとありがたいですよね。
神さまに感謝すること、お祈りすることで、大きな災難が小さく済むこと。そして避けることが出来ればいいですよね。これは、神道の祝詞にも出てくる言葉です。

最近、テレビを見ていると、台風、集中豪雨、自然の大きな変化で災害が当たり前のように起こっています。そして「南海トラフ」の特集も最近、やけに多くメディアで取り上げられています。
この自然災害が、大難になる時というのは、こころの準備が出来ていない時です。

なので自然災害を「大難を小難に、小難を無難」にするには、日ごろから、災害に対する意識を高めておくべきなのです。

この地球を、人間が住みやすいように環境を変えてしまいました。

そのしっぺ返しが、自然災害だと僕は思っています。
だから自然災害に対する意識を高めて・・・

自然災害などの困難に向き合う時の自分の「心」が変える。
困難に対して正面から向き合って、何かを感じること(学んだり、反省したりすること)ができている。

何ごとも「無難」になるようにしたいものです。

ここからが重要!「対岸の火事」のお話し

住まいにも「慎独」のミニタペストリーを飾っていますが、お参りしたら、この言葉を頭の中に再インプットするつもりで、先月は、どうだったか? 考えるようにしています。言霊は、こころに響きます。

先月台風が過ぎ去って、しばらくしてからのことですが
信貴山に登って帰る時に、無性に龍田大社さんにお参りしたくなりました。
午前中は予定もないし、龍田大社さんにお参りして帰ろうと決めて、立ち寄りました。

入口の大鳥居の前で、拝礼して、参道を歩いていくと
自分は風の神さまと思っている宮司さんがこちらに歩いてくる姿が見えました。

宮司さんに
「おはようございます」と挨拶すると

「台風は、影響なかったですか?」とたずねられ
「おかげさまで、何もなく無事に過ごさせていただきました」
とお言葉をお返ししました。

今月のお話しのしめは「対岸の火事」のお話しでした。
現在、龍田大社さんは、本殿の手直しをされているのですが
宮大工の棟梁が宮司さんに

「今年は、ハチの巣が高いところにないので・・・」

ハチは、今年自然災害を認識している。過去の台風が多かった年も低いところに巣作りしてきたそうです。台風が多いことを知っているので、巣を高いところに作っていないそうです。それは偶然ではなく、ハチは自然災害を予知できているので、そんな風に巣作りされているそうです。

それはハチだけではなく、人間以外の自然も、それを予知しているので、対応されているそうです。
でも人間は、予知できないので、大きな被害をこうむっているのです。

大難を小難に、小難を無難に

という考え方が、常にあれば災害に対する考え方も変わってきます。
宮司さんもこの宮大工の棟梁のお話しは、すごく勉強になったと言われていましたが、僕も、こんなことがあるんだと勉強になりました。

今回の台風7号は、近畿を横断したので、あっちこっちで被害が出ました。
そんな時に、被害を受けた地域は、自分の住んでいる地域に被害がなかったから関係ないで、済ますのではなく、被害があった地域は、もちろんですが、ご近所さんでも、もしかしたら困っておられる方がいるかもしれないので

「台風の被害はなかったですか?」

と気づかうことが「対岸の火事」で済ますのではなく、大切なことだと改めて感じました!!
僕が働き始めた頃は「核家族」ということで、隣ご近所さんとのお付き合いが極端に少なくなりました。そしてここ数年、ご近所さんにどんな方が住んでいるのかも、わからなくなりつつあります。これって、昔のことを考えると少し寂しいものです。

大切なことは、対岸の火事で済ませて、災害、いろいろな問題に対して、我関せずで通すより
気にかけて、声を掛け合うことで、「地域の輪」ができる
いろいろなことが変わる中、変えたらいけないのは、いろいろなモノとの関係作り!
月次祭のお話しの中で、感じました。

九月は「風音祭」と「観月祭」があります。そして宮司さんのお声がけにお参りさせていただこうと思っています。風の神さまに、風水師として、背中を押していただいているので、風の流れに乗り始めました。風の神さま、宮司さん、いつもありがとうございます。

今日も笑顔で楽しい、しあわせな一日を(笑)
人は、人生を楽しむために生まれてきたのですから!!

● 龍田大社公式ホームページ

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