日本人の多くは、年に一度や二度、神社やお寺をお参りされて、こころの罪、穢れ、災いを祓って、リセットして、次の時の流れにチャレンジする経験をしていることでしょう。私も子供の頃からお参りのマナーを親から教えてもらいながら神社やお寺を訪れ、その場の厳かな雰囲気に包まれながら、祈りをしてきました。

しかし、私たちはなぜお参りに行くのでしょうか？
また、成功している人々がよくお参りに行くと言われる背後にある理由は何なのでしょうか？

神社やお寺は、昔から人々の身近な神様を祀り、豊作や健康を祝う場所として存在してきました。これは感謝と祈りの心から生まれたものです。実際、「祈り」という言葉の語源は「意を宣る」とされており、これを簡単に言うと

「意思を宣言する」

ということです。

お祈りを通じて、自分の願いを神様に伝えるのではなく、自分の意思を神聖な場で宣言し、その達成に向けての意志を示すことが大切なのです。

神さまに願いを託すだけでなく、自分の意志を宣言することで、神さまの前で自分の目標や願望を明確にし、具体的な方向性を示すことが可能です。そして、神さま、仏さまはその宣言に対してお力を貸してくださると信じられています。

この神さま、仏さまとの関係性を通じて、自分の行動や努力を通じて実現へと導く力を得ることができるのです。

成功者がよくお参りに行くという理由は

この「こころのリセット」「意思の宣言」と「感謝の気持ち」のバランスがとれているからかもしれません。

日々の目標や願望を明確にし、神さまに向けて宣言することで、その実現への道筋を自ら切り開いています。そして成功や成果を得た際には、その達成に対する感謝の気持ちを忘れずに神社やお寺に足を運んで、行動されています。だから事務所には、神棚がきちんと設置されています。

お参りの実践を通じて、自己の意志を宣言し、神さまに導いていただく力を得ると同時に、成功や成果を得た場合に感謝の意を示すことで、その循環が強化されていくのです。心地よい神聖な空間に身を置きながら、自分の意志と神さまの導き、そして感謝の心を調和させ、より良い未来へと進むことを願っています。

そして成功者は、直感をけっこう大切にされています。

社寺で、こころの掃除をけっこうされているので、自然と必要なことは、入っていくのでしょう（笑）社寺の使い方、祈りをするだけでなく、成功されている方の「意思の宣言」をすること。その宣言に対して、行動、努力をしていくこと。

風水でも気の流れが2024年から変わると言われている時代に絶対必要なことです。