信ずべき貴ぶべき山に登り始めて498日目!!
信貴山千手院カレンダーより本日の言葉 「 改めるには今すぐ 」!!
おはようございます。
予祝風水師 たくちゃんです。
今日は、2023年 8月 26日!! 気温 24℃!! 日の出時間 5時 25分!!
昨日は、大雨が降ったので、涼しい朝です。
ホッと一息ですが、また昼に向けて気温が上がりそう。
湿度は70%なので、気温が上がると蒸し暑い一日になりそうです。
それにしても急に大雨が間髪入れず、降ってくるのにはびっくりです。
昨日、平家のドラマを見ていたので「平家物語」の冒頭を思い出しました(笑)
学生時代に、古文の授業で学びましたが平家物語の冒頭は、下記のようなくだりで始まります。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵におなじ。
「諸行」と「無常」
平家物語の冒頭の意味は
栄耀栄華を極めたものも長くは続かず、春の夜に見る夢のようなはかないものであり、勢いがある者もやがては滅びてしまうのは、風にたやすく吹き飛ばされる塵のようなものだ。
平家物語の冒頭には「 諸行無常 」「 盛者必衰 」という仏教用語が使われています。
「諸行」とは、因縁や条件によって生じるこの世の出来事や現象を指します。我々の日常生活における出来事や感情、喜びや悲しみ、成功や挫折、それら全てが「諸行」であり、そのすべてが流動的な変化を持つものとされています。
一方で、「無常」とは、何ものも恒久的なものはないという真理を指します。過去も現在も未来も、すべてが絶えず変化しているのです。
「 盛者必衰 」とは、勢いがある者もやがては滅びる
時代の流れは、そんなことを繰り返すと冒頭で紹介しているのです。
無常を受け入れることで、人生をポジティブに変えるから、成功につながる
人々の生活や感情、世界の出来事は、常に変化し続けています。
この変化の流れこそが、「諸行無常」として仏教の教えの中で説かれています。この教えは、我々の現実存在の本質を深く理解し、心の平穏を得る手助けとなるものです。諸行無常は、文字通り
「諸の行動や現象は常なるものではなく、無常である」
という意味を持ちます。すなわち、一切のものは永遠に同じ状態にとどまることなく、絶えず変化を続けているという教えです。
こうした気持ちは、時に私たちを疲弊させ、不安やストレスをもたらす原因となります。
自分や周囲の状況に対して、執着心を持ち、変化を避けることに多くのエネルギーを費やすことは、心身の健康に悪影響を及ぼすかもしれません。無常に抗おうとしても
結局は変化を食い止めることは不可能です。
だからこそ、無常の流れに身を委ね、変化を受け入れる智慧が求められているのです。
無常を受け入れることは、人生をポジティブに変える鍵となります。
変化を受け入れることで
過去の失敗や挫折から解放され、未来への希望を抱きやすくなる。
逆に、成功や幸福が続くときも、それが永遠に続くわけではないことを理解し、驕らず謙虚なこころを持ち続けることができます。
現実を受け入れることで、自己成長への道も開かれます。
現在の状況がよくないと感じている人も、「やがてよくなる」という希望を抱くことで前向きなエネルギーを得られます。一方、状況が順調である人も、同じ状態が続かないことを理解し、自己満足に陥ることなく、より高い目標に向かって進むことができるでしょう。
つまり、無常を受け入れることは、柔軟な心を育むことでもあります。
変化を拒むのではなく、その流れに身を委ね、それに対応する柔軟性を持つことが、人生において成功や幸福への道を拓くのです。無常の叡智を身につけ、変化と調和しながら生きることで、私たちは心の平穏を得られ、より豊かな人生を歩んでいけることでしょう。
「 無常 」を受け入れる五つのポイント
1.現在に集中すること
「無常」の考え方を取り入れる際に大切なのは、過去や未来よりも現在に焦点を当てることです。今この瞬間が大切であり、変化することなく永遠に続くものはないという意識を持ちながら、現在の瞬間を大切に生きることが重要です。
2.執着から解放すること
「無常」の教えは、物事が変化することを受け入れ、執着を解放することを奨励しています。ある状態や状況に執着しすぎることで、変化や失われることへの苦しみが生まれることがあります。無常を理解することで、物事に対する執着を減少させ、より平和な心を保つことができます。
3.感謝の心を持つこと
無常の教えは、物事が変化することを通じて、与えられた瞬間をありがたく受け入れるこころを育むことも促しています。何かが変化することで終わることになる時、その前にあったことに感謝し、その瞬間を大切にすることが大事です。
4.人間関係の価値を理解すること
人間関係もまた無常の一例です。大切な人々との出会いや別れは避けられないものですが、その変化を受け入れつつ、その人々との関係を大切にすることが重要です。無常を理解することで、人々との繋がりを深める意識を持つことができます。
5.自己成長を追求すること
無常の教えは、自己成長や精神性の向上を追求する契機ともなりえます。変化を受け入れ、常に新たな状況に適応するために、自己の成長と学習を大切にすることが、無常を実践する一つの方法です。
これらのポイントを意識することで、「無常」の教えを日常生活に取り入れ、よりこころ豊かで幸福な生活を送り、自分が望む人生を歩むもとになります。
しあわせな楽しい、いい一日を(笑)
人は、人生を楽しむために生まれてきたのですから!!
Por una Sonrisa
Gracias en Amigo