【薬師寺】 - 予祝風水師伊藤匠

Hola Todosーー(^^♪
たくちゃんです

先日まで、NHKーBS で放送されていた「プロジェクトＸ」！！
チャレンジされる方の姿に、僕もやるぞ！！　と背中を押された気分でずっと見てました（笑）
中でも最後に放送された

「薬師寺・幻の金堂ゼロからの挑戦！」

は、現在の住まいから薬師寺まで車で30分くらいで行けるので
番組を見た後に薬師寺の金堂を見に行きました（笑）

おやじの遺品から出てきた「空」の額！！

おやじが亡くなって、生前、モノ持ちさんだったので、片づけに苦労しました（笑）
遺品整理には、モノが多かったので、数カ月掛かりました。
途中、嫌気がさしかけましたが、片づけは自分しかいないので・・・（笑）
おやじは、生前、絵や色紙が好きだったので、いろいろなサイズの書画や絵が出てきました。

遺品整理しながら見つけたのが、下の画像の「空」という色紙でした。
いったん他の絵といっしょに片づけかけたのですが、気になったのでFacebook の投稿にこの画像をアップしたら、Facebook 友達の書道家の仁井田小丘先生が「高田好胤」住職のモノと教えていただきました。

さて高田好胤住職？はて？　となっているところに
江上先生からコメントをいただき、この額は、すごい先生が書かれたモノとわかりました（笑）
教えていただいてから、残してくれたおやじへの感謝と共に、毎朝、手を合わせるコトにしました。

薬師寺に行くと、売店に扇子とか？　この言葉を使ったアイテムがたくさんありました。いつでも携帯できるので、僕は、ちゃっかり扇子を購入しました（笑）

仮金堂からゼロからのチャレンジ！！

昭和45年（1970年）
それ以前、薬師寺の金堂は、現在のような立派な姿ではなく
仮金堂と言って、小さなお堂に薬師如来さまなどが祀られていたそうです。
薬師寺の歴代住職は、何とか金堂をあるべき姿に戻すとずっと願われてきたそうです。

でも1300年前の金堂の姿がわからなかったのです！

現在の金堂からは、想像も出来ません（笑）

でも金堂がどんな建物であったか、資料残っておらず、知っている人もいなくて
ゼロから現在の金堂を建てられたそうです。
図面も発掘調査をして、出てきた柱跡などから、一からの描き起こし
そんな状態から出来た現在の金堂は、すごいとしか言えません。

ゼロからの図面の描き起こし。昔の資料もないのに、遺構から割り出されたのは、すごい！！

自分ひとりたたかれて何のこと！！

番組を通して、初めて見た高田好胤住職の姿。画像のお顔を拝見して、薄っすら記憶が蘇りました。

当時の薬師寺・高田好胤住職は、金堂を建てる10億円の資金集めるために
テレビに出て「写経勧進」をお願いして駆け回っておられた姿、感動しました。
あまりにも多くの番組に出たので「タレント住職」と言われたそうですが
その時に、話された言葉が「自分ひとりたたかれて何のこと」！！　だそうです。
いつの世にも、誹謗中傷する人がいることは残念に思いました。

10億円の資金を集めるためには、100万人の人に写経勧進に参加してもらうことが必要だった。

それをやり遂げられたって、すごくないですか？