Hola Todosーー(^^♪
たくちゃんです
先週は、片岡山達磨寺の藤を楽しんで、今週は神社のシンボルにもなっている
春日大社の「砂ずりの藤」と萬葉植物園の藤!!
を楽しんできました。
砂ずりの藤は、満開一歩前でしたが、うす紫色の花がきれいで
見に来られた方が、気温が高かったこともあり、のんびり涼んで座っておられました。
「砂ずりの藤」
ご本殿の南門を入っていくと、向かって左側に棚造りの藤棚が目に入ってきます。
現在は、うす紫色の藤が咲いているので、すぐに目に飛び込んできます。
これが有名な「砂ずりの藤」です。
砂ずりの藤と言われる所以は、花房が1m以上にも延び、砂にすれるということから呼ばれているようです。この藤は、ノダフジの変種だそうです。今回、春日大社を散策して、藤にもたくさんの品種があることを知りました(笑)
この藤は、摂関近衛家からの献木と伝えられ、『春日権現験記』にも書かれている古い藤で、 樹齢700年以上といわれます。

藤を見ているとのんびりできて、時々、優雅な香りが漂ってきます。
萬葉植物園
いつも参道を歩きながら、いつかは見たいなぁ? と思っていたので
藤の開花時期に、気温が高かったのは、少しこたえましたが、拝観できてよかったです。
実際、拝観して植物園内に入ってみると、すごく広くて、いろいろな花が楽しめました。
やはり多くの観光客がおられた「藤の園」は20品種・約200本の藤が、花開いていたので
圧巻の風景でした。

萬葉植物園は、自然の状態を感じられるように作られていたので、ナチュラル感がとてもよかったです。
萬葉植物園は、萬葉集で詠まれた約180種類の萬葉名で詠まれた植物があっちこっちに植えられています。現代の植物名とは異なるものも多く、多数の植物説があるものを含むため、約300種類が萬葉植物とされているそうです。
藤の魅力
小学生の頃は、静岡に住んでいたので
確か「掛川の藤」だと思うのですが、おやじに連れて行ってもらったことがあります。
その頃は、当然、藤などには興味がなかったので、サーっと見て帰ったのでは?
年を取って、藤を見ていると、風にたなびく姿が魅力的でした。
藤の花は、美しい紫色。紫色でも、品種によって、濃淡がありました。その他には、ピンク色、白色など、鮮やかな色合いがありました。花びらは細く長く伸び、優雅で美しい姿勢を保ちます。また、藤の花は繊細で華奢な印象があり、春の季節にぴったりの優しい雰囲気を醸し出しています。
また、藤は香りがよく、春日大社の藤棚には、藤の花の香りが漂ってきます。
その香りは、淡く優雅で、心を癒してくれる感じです。
さらに、藤は、その成長過程も様々で、細い枝がしなやかに伸び、蔓性で自由自在に成長するので、いつか藤を育ててみたいと思いました。

風にたなびいて揺れる姿は、ほんとうにきれいです。