みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです
「桜が咲く頃になると、なんだか心がふわっと軽くなるんです」
これは、先日お会いした方の一言。思わずうんうんと頷いてしまいました。
だって、桜って日本人が大好きな特別な不思議な花。
咲いた瞬間、景色がぱっと明るくなって、人の顔までやさしくなる。
そして、桜といえば“予祝”とのご縁も深い。
昔の人は、春の花見を「秋の豊作の前祝い」として楽しんでいたそうです。
桜の花びらを、黄金色の稲穂に見立てて、咲いたこと=実ったことととらえる。
「どうせ叶うから、先に祝っちゃおう!」という、陽気でおおらかな知恵。
現代だってそれ、使わない手はないですよね?
ということで、今朝もわくわくしながら車を走らせました。
目指すは一年待った、本郷の又兵衛桜。

又兵衛さん、ご無沙汰! 樹齢300年、この場所で、ずっといろいろな人の夢を見てきたんだね。今年も満開の又兵衛さんの下で予祝しに来ました(笑)
「ケイも行きたがってたけど、仕事やし、今日は僕が先に会ってくるわ〜」
そう言いながら、まだ薄暗い時間に出発。車を走らせるうちに、なんと又兵衛さんの近くは、薄っすら霜が…! でも、そんな寒さも吹き飛ぶほど、満開の又兵衛桜は今年もドーンと圧巻の美しさ!
本郷の又兵衛桜、その姿はまさに“桜界の武将”。
風格と迫力に満ち、朝日を浴びて堂々と咲き誇っていました。後藤又兵衛ゆかりの枝垂れ桜として知られるこの桜、彼が再起を夢見て傷を癒した地に咲いているのです。なんだかその背景を知ると、より一層、桜の一輪一輪が語りかけてくるよう。
しかも、到着したのは夜明け前だというのに、三脚を構えたカメラマンさんたちがずらり。
「おはようございます〜、もうすぐ、もうすぐですね。日の光が又兵衛さんに当たりますよ!」
なんて知らない人同士でも、自然と笑顔で挨拶が飛び交う。
桜の下では、みんな仲良しになるんですね(笑)

川の周りには、黄色いスイセンがたくさん咲いていてきれいでした。昨年より多くなったような? きれいな場所で、予祝するから脳の状態も最高の状態。だから予祝は、叶う!
又兵衛さんに、挨拶した後は、さっそく昨年の予祝の報告!
そして2025年の予祝(笑) 今年は、去年よりちょっとハード!
でも大丈夫、大丈夫! 来年、笑顔で又兵衛さんに報告に来るから…
さて、夢が叶う予祝の方法を五つ!
ぜひ花見をしながら、イメージを膨らませてやってみて下さい。
夢が叶う予祝の方法①:感動の中で祝うこと
感動が強ければ強いほど、心の奥に「叶った感覚」がインプットされます。
満開の桜の下で、「やったー!ついに叶った!」って言っちゃいましょう♪
そんな気持ちで、又兵衛桜の前でしっかり予祝してきましたよ。
満開の花に向かって、手を合わせるように「ありがとう、叶ったよー!」って。
「今年も夢が咲きますように。いや、もう咲いたことにしよう!」
そのあと、SNSで桜の満開情報が流れてきた安倍文殊院へもGO!

巳年花絵もきれいに整備されて、大好きな晴明さんの展望台から見えました。二上山もきれいに見えました。予祝をしていると、晴明さんに背中を押された感じ(笑)
安倍文珠院は日本三文殊のひとつで、「三人寄れば文殊の知恵」で知られる知恵の文殊菩薩さまがいらっしゃる場所。
大好きな安倍晴明ゆかりの展望台や、弁財天もいて、まさに夢の叶うスポット。
晴明さんのお母さまを祀った稲荷社もある。実は、稲荷社の前から見る風景が、満開の桜を見る最倖のスポット!

晴明さんのお母さまが祀られている稲荷社も満開の桜で、手を合わせているととても気持ちがよかったです。
文殊院の桜も満開で、これまた心がパッと明るくなる美しさでした。
「文殊さま、今年も良きご縁と知恵を、どうぞよろしくお願いします」

晴明さんのお母さまが祀られている稲荷社から文殊池に浮かぶ金閣浮御堂を見ると、満開のさくらに包まれてきれいです。この風景見ながらの予祝は最倖です。
そう声に出して予祝しながら、しばし心を静かに整えました。
夢が叶う予祝の方法②:感謝をたっぷり込める

桜に囲まれた参道。出来れば「人がいない」のが撮りたいと念じたら、撮れました(笑)夢がちょっと叶いました。
予祝とは、すでに叶った未来を“感謝”で受け取ること。
「ありがとうございます!」を満開の桜にのせて、天に響かせましょう。
そのあとは、天理にある奈良歴史芸術学術村へ。
ここには、先日作品展で素晴らしい南正文さんの作品を拝見した地。
ここに南さんのゆかりの一本桜があります。
前回はまだ蕾だったのに、今日は見事に一本桜が開花!

南さんのさくらも満開でした。南さんを知っておられる方かな? 10人くらいの人が、さくらの写真を撮りに来られていました。
夢が叶う予祝の方法③:誰かの作品や想いと重ねる
憧れの人の想いや作品に触れて、その世界に自分もいるように感じてみる。
夢がぐっと現実に近づく感覚になります。

作品展でいただいた文化村の情報ペーパー。南さんの「活きる(桜)」の画像が紹介されていました。作品展で、ほんものを見ると、桜を描きたくなってきました。学生の頃、絵を描くのがめちゃ好きだった血が騒ぎ始めました(笑)
満開の桜を見ていると南さんの描いた絵の桜が脳内再生され、なぜか筆を取りたくなる衝動がふつふつと…。桜って、なぜこんなに創作意欲をかきたててくれるのでしょう。
南さんの世界観が、桜と共鳴して、胸がふわっと高鳴る。
最後は、地元・斑鳩町の三室山の桜へ。
ここは龍田川沿いに約250本の桜が咲き誇る穴場スポット。
万葉集でも詠まれた場所で、紅葉が有名ですが…桜も圧巻!

龍田川と三室山は、秋のもみじの歌が詠まれた地で、もみじのイメージが強かったので、運転しながら圧巻の桜には驚きました。住まいの近くなので、満開のうちに来ようっと。小さな駐車場もあります。
夢が叶う予祝の方法④:古のパワースポットを訪れる
昔の人々が大切にした場所には、言葉にならないエネルギーがあります。
その地で予祝すると、先人たちの想いと共鳴して背中を押してもらえます。
三室山のふもとで、お気に入りのカフェラテを片手に、空を見上げて言いました。
「今年は、もっともっといい年になる!絶対、なってる!」

桜が覆う三室山。公園としても整備されていて、きれいでした。一句考えてみましたが、浮かびませんでした(笑)絵は、いつか描きたいと感じました。
夢が叶う予祝の方法⑤:未来形ではなく“完了形”で言う。これがまじ大切!
「〜したい」ではなく、「〜できた!」「〜になった!」と断言する。
その瞬間、脳も心も、“すでに叶った自分”として動き始めます。
桜を見ながら予祝していると、本当に心が踊るんです。
笑顔になって、自然と「ありがとう」が溢れてくる。
春の桜は、ただの花じゃない。
昔の人が稲穂に見立てたように、私たちの“未来の実り”を教えてくれてるんですね。
「どうせ叶うんやから、先に祝っちゃおう♪」
この春、あなたもぜひ、桜と一緒に未来を先取りしませんか?
まさに、わくわくが踊り出す感覚。
「さくら、ほんまありがとう。また来年も会いに行くからな!」
春は、予祝の季節。そして、夢の種を蒔く季節。

春らんまん! こんな季節にする予祝は、叶わないわけない。ただ、このわくわく感維持すること。それは「風水」の力が必要です。
みなさんも、ぜひ桜を見ながら、心の中で夢を咲かせてみてください。
今日も「 TRANQUILO 」「あっせんなよ!」
人生の冒険、楽しんでくださいね!
● 安倍山 安部文珠院ホームページ
https://www.abemonjuin.or.jp/