Hola Todosーー(^^♪
たくちゃんです
朝護孫子寺の駐車場を過ぎて、本堂高井田線に入っていくと
しばらく山の稜線に沿った道を走っていくと
風の神さまが降臨されたと云われる龍田大社本宮「 御座峰 」に着きます。
風の神さまが降臨された龍田大社・本宮「御座峰」
御座峰は、車を停めて、誘導看板のある登り口の方に行くと、気の変化はそうでもないですが
入口から山道を登っていくと、降臨されたと云われる地は、気が少し違うように感じました。
これは僕の感じたレベルですから、人によって、感じたイメージはまったく異なると思います。
御座峰は、龍田大社から地図上で見ると西の方位にあり
西の方位と言えば、木火土金水の五行から言えば「 金の気 」になります。
御座峰のことに興味があれば、以前記した御座峰のブログがありますので
下記リンクから確認してみてください。
本堂高井田線を、柏原市の方に車を進めていくと
途中に、大型車がこれより先の道に入れない看板が出てきます。
この看板からしばらく走ると、急に道が狭くなって、すれ違うのもやっとの道に途中なっていくので、狭い道が苦手な人は、予備知識として運転を進めて下さい。
えっ! 金山彦神社の御祭神は「金山比古神」、金山媛神社の御祭神は「金山毘賣神」
神産みにおいて伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)との間に、火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ;加具土命)が生まれました。迦具土神は、火の神であったために、出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は亡くなりました。やけどをし、苦しんでいる時の嘔吐物から生まれたのが、金山比古神です。
古事記では「金山比古神」「金山毘賣神」の二神が生まれたことになっていますが、日本書紀では「金山彦神」が生まれたと記されています。
豆知識ですが、古事記は国内向け。日本書紀は、国外向けを対象に作られたものなので、内容は、微妙に違うことを認識して、読まれればいいと思います。
金山比古神さまは、枚方に住まいしていた時に、時々、お参りしていた金運に力のある「御金神社(みかねじんじゃ)」と同じ神さま。御金神社は、一度だけお正月の二日にお参りしたのですが、御金神社の境内は、そんなに大きくないので、参拝される方のすごく長い列が出来ていました。
そんな神さまが、龍田大社の風の神さまとご縁があったと云われているなら、龍田大社と廣瀬大社のご縁だけでなく、龍田大社と金山彦神社・金山媛神社をいっしょに回るのもありだなぁ?
と考えました。
これは鉄を作る工程から考えていくと鉄を作るには、火力を増す必要があります。
よく日本昔話などの鍛冶屋の刀などを作るシーンを見ていると、火力を強くするために「風」を送って、火力を強めています。そんな風に考えると
金属の神さまと風の神さまのご縁もすごく深い!
と感じました。実は、御祭神のお名前を拝見した時に、ラッキーと感じました。
金山彦神社は、「金山」の名の通り黄金の山のごとき富と幸福をお授けくださる神さま
金山彦神社が属する河内国大県郡は、古代から製鉄が盛んだったようです。大県や太平寺からは鍛冶場が存在した形跡が発見されていて、当地からは鉄滓や鉄塊が出土している。
当地は、昔、「鳥取郷」と呼ばれていたことから、精錬・鍛冶技術を持った鳥取氏が守護神として祀ったのが始まりのようだ。
製鉄の関係から御座峰とは、製鉄に不可欠な「もっともっと強い風が吹きますように!」との願いを込めて風の神を祀ったのが起源ではなかろうかと、龍田大社とのご縁は、そんなところにありそうに考える。
● 拝殿・ご本殿
● 摂社
● 伊勢神宮遥拝所
金山彦神社のご利益は、神生みに関係するのでは?
金山彦神社のご利益は、鉱物・金属に関する神さまであることから金運アップが望めます。これは同じ御祭神の「御金神社」と同じだと考えます。そして木火土金水の五行の「 火の気 」とも縁があります。そして伊邪那美命が難産の末、陰部にやけどを負い、嘔吐物から生まれた神なので、ご婦人の健康と安全を祈願するべき神でもあるように感じます。
金山彦神社が男神らしい神社に対して、金山媛神社は女神らしいきらびやかな神社
金山彦神社から、本堂高井田線を、上っていくと向かって左手に、金山媛神社の階段が見えてきます。金山媛神社には、数台停めれる駐車場もあります。
● 拝殿、ご本殿は、拝殿の奥。木々に囲まれています。
● 末社
社寺巡りをすると、何か新しい発見をしたりもします。
何と言っても、社寺回りして、こころを整えて、新たにいただけるヒントがおもしろいです。
金山彦神社、金山媛神社とも風の神さまとのご縁を考えながらお参りしましたが、そんなことをイメージしながらお参りするのも、楽しいものです。
金山彦神社、金山媛神社とも、地域を守られている氏神さまですが「金山比古神」「金山毘賣神」が、風の神さまとのご縁で、こんなに近くに鎮座されていることを知って、ほんとうにありがたいことです。またお参りします。神さま、よろしくお願いします。
風の神さま、ご縁、ありがとうございました。
Por una Sonrisa
Gracias en Amigo