あの世とこの世をつなぐ坂!? 松江の “ 黄泉比良坂 ” で神話散歩してきました!

みなさんこんにちは!
予祝風水師のたくちゃんです😊🌈

今回は、ちょっとスピリチュアルで不思議な旅。
舞台は、島根県松江市にある「黄泉比良坂(よもつひらさか)」――。
名前からして、もう神秘的すぎると思いません?
そう、ここは日本神話の世界で、“この世”と“あの世”をつなぐ場所なんです👀✨

■ 黄泉比良坂ってどんなところ?

黄泉比良坂… 鳥居をくぐるとこんな感じ。大きな岩がそそり立っています。この意味は、神話を知っていないとわからないので、出雲のスポットをお参りする時は、事前に、神話を読んでおくことをおすすめします。

場所は、松江市東出雲町揖屋(いや)にあります。
ナビで検索しても「え、ほんとにこっちで合ってる?」ってなるくらい、ちょっとわかりにくい場所です(笑)でもね、こういう “ 呼ばれた人しかたどり着けない ” 感じが、山陰地方のスポットを楽しんでいると、またたまらないんです。

鳥居の代わりに、しめ縄を張った石柱をくぐって坂をのぼると、
空気がスッと変わるのがわかるんですよ。
ピタッと風が止んで、木々のざわめきが遠のく――
その瞬間、「あ、ここ、ただの入口じゃないな」って、心が静かになります。

坂の上には、苔むした巨岩がドンと構えていて、
まるで「通せんぼ」しているみたい。
実はこの岩こそが、“あの世”への入り口を塞いだ「千引の岩(ちびきのいわ)」と伝わっているんです😳

■ 黄泉の国といえば、イザナギとイザナミの神話!

黄泉比良坂の説明板です。簡単に神話の内容が紹介されています。

ここでちょっと神話のおさらいです📜

日本をつくった神さま、イザナギ命(いざなぎのみこと)とイザナミ命(いざなみのみこと)。
ふたりは仲良く国づくりをしていたんですが――
ある日、イザナミ命が“火の神カグツチ”を生んで命を落としてしまいます。

悲しんだイザナギ命は、「どうしてもイザナミに会いたい!」と、
この “ 黄泉の国 ” へ旅立つんです。
でも、暗闇の中で出会ったイザナミ命の姿はすでにこの世のものではなく、
イザナギ命は驚いて、全力で逃げ出します💦

その逃走劇の最後の舞台が、この黄泉比良坂なんです。
追いかけてくる黄泉の使者を振り切るため、
イザナギ命が巨大な岩で“黄泉の国の入り口”をふさいだ――というのが伝説。

ね? すごく映画みたいでしょ🎬✨

■ ヤマモモの木が語る “ 境界の証 ” 

入口の大きな岩の向かって右側に大きな「やまももの木」が生えていました。

そして今回、僕が見つけて感動したのが、
入口近くに生えていた「ヤマモモ」の木🌳

神話の中では、桃(もも)が邪気を祓う神聖な果実として登場します。
イザナギ命も、逃げる途中で桃を投げて黄泉の鬼たちを退けたんです🍑✨
だからこの場所にヤマモモがあるって、なんだか意味深じゃないですか?

ヤマモモの “ モモ ” にも、ちゃんと “ 桃 ” のエネルギーが流れているようで、
「魔除け」「厄除け」「生命力アップ」の木と伝えられています。

まるで、今でも黄泉の入口を守ってくれているみたいですね😊

■ 天国へ手紙が届く!? 「あの世ポスト」

ご先祖さんや亡くなった知人に、手紙を書いてポストに入れておくと、お焚き上げで、手紙が故人に届きます。前回、来た時には、手紙を書いている人の姿を見ました。

さて、この黄泉比良坂にはもうひとつ人気スポットがあります。
それが――なんと「あの世ポスト」📮✨

正式には「天国への手紙ポスト」といって、
亡くなった大切な人に手紙を書いて届けられる場所なんです。

ポストのそばには、便箋やペンも置いてあって、
訪れた人が静かに手紙をしたためている姿を見ると、
胸がじーんと温かくなります。

手紙は年に一度、お焚き上げされて“天国”へ届けられるそうです🔥
まさに、“あの世とこの世をつなぐ通信手段”✨

最近はSNSばかりで手紙を書く機会が減りましたが、
ここでだけは、言葉が “ 祈り ” に変わる瞬間を感じられます。

■ 実際に行った人の口コミもすごい!

観光サイト「じゃらん」や「トリップアドバイザー」をのぞくと、
訪れた人たちの感想がすごくリアル。

「不思議と怖くない。むしろ心が落ち着いた」
「木漏れ日の中で鳥の声がして、“境界”というより癒しの場所」
「ポストに手紙を書いたら涙が止まらなかったけど、帰り道はなぜか心が軽くなった」

中には「整備されていて安心して歩ける」「地元の方が掃除してくれていた」など、
地域の人たちが大切に守っていることが伝わるコメントもありました。

怖い心霊スポット…ではなく、
“命の尊さを感じるヒーリングスポット”なんです🌿

■ 黄泉比良坂で感じたこと

よく見ると、岩の下に小石が積み上げられています。

僕も今回、二度目の訪問でしたが、
やっぱりこの場所は“気”が違いますね。

風水的に見ると、この坂は “ 気の境界線 ” 
強いエネルギーが流れていて、
いわば「過去を浄化して、新しい運気を呼び込む場所」なんです🌬️✨

一歩一歩登るたびに、
自分の中の古い感情や悲しみが、
ふっと溶けていくような感覚がありました。

だから、人生で何か節目を感じるとき、
心の整理をしたいとき、
ぜひ訪れてほしい場所です🌸


■ 行くときのワンポイントアドバイス

  • スニーカー必須! 坂道は少し滑りやすいです。

  • 朝か夕方がベスト! 光の角度で“神秘度”が3倍アップ☀️🌙

  • 便箋とペンを持参しよう! ポストに手紙を出すチャンスを逃さないように✏️

  • 駐車場は5台ほど。 混雑時は少し歩く覚悟を🚗

  • すぐ近くの「揖夜神社」もセットで巡ると神話旅コンプリート✨


■ 最後に

黄泉比良坂――
名前だけ聞くと “ ちょっと怖い場所 ” って思うかもしれません。
でも実際に行くと、そこは “ 静かで優しい場所 ” なんです。

あの世とこの世の境目に立つことで、

「今、生きていること」
「大切な人と過ごせること」

そのありがたさが、スッと胸に染みてくるんです。

古代から続く祈りの場所に、
いま、あなたの“ありがとう”を届けてみませんか?

きっと神さまも、イザナギも、イザナミも、
笑顔で見守ってくれていると思います😊✨

今日も「 TRANQUILO 」「あっせんなよ!」
人生の冒険、楽しんでくださいね!

● 黄泉比良坂 松江市紹介ページ