みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです
NHK朝ドラ『あんぱん』、見てますか?
僕は、朝に「あんぱん」を見るのが日課だったのですが、最近は雑誌掲載以後、カウンセリングの準備に追われ、すき間時間にちょこちょこ見るスタイルに。でもね、その“ちょこちょこ”でも、心にズドンと響くセリフに出会うことが多くて、泣いたり笑ったり、感情が大忙しです。
なかでも、第20話で登場したこの言葉…

寛役の竹野内豊さんは、大好きな俳優の一人。あんぱんでは、セリフも人柄にぴったりでよかったです。
「絶望の隣はにゃ、希望じゃ!」
このセリフ、もう、私の中では座右の銘級です。
言ったのは、嵩(北村匠海)の伯父である寛(竹野内豊)。
人生の酸いも甘いも知っている、でも人を見捨てず、どんな時も温かい言葉で背中を押してくれる、そんな人。医師という仕事柄、人の酸いも甘いも見ているので、自然とそんな言葉が出るのでしょう。
第42話で
「嵩、こじゃんと絵を描け好きなものはやればやるわ。 こじゃんと好きになる。
何のために生まれて、何をしながら生きるのか?
見つかるまでもがけ、必死でもがけ!
泣いても笑うても、陽はまた昇る
絶望の隣はにゃ、希望じゃ!」

寛が亡くなって、このドラマのキーかな?シーソーの前で、のぶが持ってきてくれたあんぱんを食べる姿も、よかったです。そこに回想シーンが出てきて、グッときました。
寛が嵩に向けて語った名言たちは、今の時代を生きる僕たちにも響くメッセージばかり。
「好きなものは、やればやるわ。こじゃんと好きになる。」

小学生の頃の嵩に、絵が好きならとことんやれと話した寛。この言葉があったからこそ、「 好きこそ物の上手なれ 」ではないけど、マンガを描き続ける土台ができた瞬間のように思います。
「何のために生まれて、何をしながら生きるのか?見つかるまでもがけ、必死でもがけ!」

この言葉は、ドラマで、それぞれの人生が変わる局面の時に、シーンが使われます。ほんといい言葉です。
深い。深すぎる。
そしてこのセリフの重みを成立させているのが、寛という人物の「絶望を知っている過去」なんですよね。
竹野内豊さんの5月27日のNHKの「あんぱん」のページのトピックスで紹介されたインタビューでも語られていた通り、寛は人の“終わり”も“始まり”も見届けてきた人。明るさだけでなく、闇も経験してきたからこそ、心に沁みる言葉が言える。優しさって、そういうことなのかもしれません。
この「あんぱん」というドラマ、不思議とシーソのシーンが出てくるとき、みんなの心に変化が訪れたり、話しの方向性が変わったりしています。
嬉しい時も、しんどい時も、みんなであんぱん。
昭和の香りがするようで、実は今にこそ必要な“ぬくもり”がそこにあるんです。
さて、ここで改めて、この言葉で、ずっと考えていたブログのメッセージ。
「希望を捨てたらあかん!」
どんなに環境が変わっても、理不尽なことがあっても、何も見えないトンネルの中にいるような時でも…
“絶望の隣”に、ちゃんと“希望”はいるんです。
見えないだけ。気づけてないだけ。
たとえば、あの時の寛のように、ただじっと、黙って寄り添ってくれてる誰かがいるかもしれない。あるいは、自分でも気づかないうちに、誰かにとっての「希望」になってるかもしれない。
そんなあなたに、希望を見つけるヒント5つ!

希望を捨てたらいかん! カウンセリングしながら、時に涙される方もおられますが、泣いてもいいんです。それより現状に我慢している方がダメなのです。ポイント5つまとめてみました(笑)
① 泣くことを我慢しない
涙は、心のデトックス。「泣いたら負け」じゃなくて、「泣いたらスッキリ」が正解!
たとえば、仕事で大きなミスをしてしまった時、「自分なんてダメだ…」と責めていた友人が、夜
に一人で思いっきり泣いたあと、少しスッキリした表情で「あとはやるだけ」と翌日立ち直って
いました。泣くことで心の毒が抜けること、あります。
② 朝日を浴びる
寛も言ってました。「陽はまた昇る」と。どんな夜も、朝は来る。それを肌で感じて。
たとえば、夜に不安が大きくなって眠れなかった日も、朝日を浴びながらベランダで深呼吸する
と、不思議と「今日、もう一回がんばってみようかな」と思えてくる。
朝の太陽は、無料の“再スタートボタン”です。
③ 小さな“好き”を見つけて育てる
絵でも歌でも散歩でも。やればやるほど「こじゃんと好きになる」んだから。
たとえば、嵩が絵に救われたように、「何となく面白そう」で始めた絵日記や料理、編み物、観葉
植物のお世話が、心の支えになることもあります。「得意」じゃなくていい。「好き」で十分。
④ 誰かに話してみる
自分の“絶望”を口にするだけで、誰かが“希望”のヒントをくれるかもしれない。
たとえば、のぶのように、しんどい時に「実は今こうで…」とポツリと話したら、思いがけず相
手も「私もそんな時あったよ」と共感してくれた。話すことって、ひとりじゃないって気づくき
っかけになります。
⑤ あんぱんを食べる(笑)
これは冗談のようで本気。甘いあんこと、ふんわりパン。幸せの味って、意外と近くにありま
す。たとえば、気持ちが落ちている時、あえて“あんぱんタイム”を作って「今は考えすぎるのやめ
よう」と決める。のぶや草吉のように、“あんぱん=心のリセットボタン”と覚えておくのもアリ
です!
寛が語った「何のために生きるのか?それは、人を喜ばせるため。」という言葉。
これってつまり、「自分の存在が、誰かの希望になる日が必ず来る」ってことじゃないでしょうか?
だから、今がしんどい人も、苦しくて前が見えない人も、どうか「希望」を手放さないでください。
それでも…どうしても苦しい時は、あんぱんを片手に、このドラマを見てください。
そして、心のどこかで、寛のあのセリフを思い出してください。
「絶望の隣はにゃ、希望じゃ!」

「絶望の隣は、希望じゃ」! あきらめる前に、一歩踏み出してみましょう。一歩踏み出した波動が、人生を変えてくれます。僕も、どん底から這い上がる時に、もがきました(笑)
朝ドラ『あんぱん』。名言の宝庫です。
そして、人生に疲れたあなたの心を、そっと抱きしめてくれるドラマです。
希望は、必ず、あなたのすぐそばにいますよ。
あんぱんのバックナンバーは、こちらからも期間限定ですが、見れますよ!
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