みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです
「わぁ、見て見てケイ!藤が滝みたいに咲いてるよ!」

藤の花が滝のように流れています。2025年もすごいボリュームです。
春日大社へ向かう参道の手前、ふと左を見ると、大勢の人でにぎわう一角が。
そこが今回ご紹介する大好きなスポット【萬葉植物園】
奈良を訪れるなら、ぜひ立ち寄ってほしいおすすめのスポットです。
萬葉植物園は、万葉集に詠まれた植物を実際に目で見て楽しめる、日本でもとてもユニークな植物園。万葉人たちの感性に触れられる場所でもあります。春夏秋冬、それぞれの季節に合わせて花が咲き誇り、特に春の「藤の園」は大人気!
萬葉植物園とは?

大好きなスポット! だからこそ、もっとうまく撮らないとねぇ(笑)今年も錦鯉が泳いでました。
萬葉植物園は、春日大社の神域の中にある、歴史と自然が融合した植物園。
広さはおよそ3ヘクタール!1925年に開園され、日本最古の歌集『万葉集』に詠まれた植物を中心に、約300種類以上の草木が植えられています。
「ねぇケイ、こんなにたくさんの万葉植物があるんだね。昔の人たちがどんな気持ちでこの草花を見てたんだろうね」
「ほんと。現代人の僕らよりずっと自然と共に暮らしてたんだろうなあ。歌になるくらいだから、草花ひとつひとつに想いがあったんだね」
圧巻の藤のトンネル

こんなに大きな藤の花を見れて、今年も最高のGWスタート! 思いっきり地元奈良を楽しめて最倖!
萬葉植物園の春の主役といえば、やっぱり【藤】。4月下旬から5月上旬にかけて、紫、白、ピンクなど、約20種類以上の藤が咲き誇ります。
その姿はまさに“藤のカーテン”!
中でも「長藤」と呼ばれる品種は、花房が1メートル以上にもなり、風に揺れる様子は幻想的。「うわ〜、ここ天国じゃない?」と口にしてしまうほどの美しさです。
「ケイ、この藤の花言葉って知ってる?」
「んー、“歓迎”とか“恋に酔う”とかだっけ?」
「正解!でもね、“決して離れない”って意味もあるんだよ。だから昔は縁結びの象徴として藤を大切にしたんだって」
「なるほど〜。じゃあ、恋愛運アップにも効きそうだね。しっかりお願いしておこうっと(笑)」
藤と万葉集のつながり
藤の花は、万葉集でもたびたび詠まれています。
たとえば、有名な一首:
「藤波の 咲きゆく見れば ホトトギス 鳴くべき時に 近づきにけり」(大伴家持)
これは、藤の花が咲くと、ホトトギスの声が聞こえる季節がやってくる──と春の移ろいを感じて詠んだ歌。萬葉植物園を歩いていると、こんな歌が自然と浮かんでくるような、そんな感覚になります。
入り口横の植物販売も見逃せない!

入口横では、鉢植えの藤も販売されてた。欲しかったけど、かついで帰るのは?(笑)
萬葉植物園の入り口付近では、ちょっと珍しい植物の販売コーナーもあります。
万葉植物を自宅で育ててみたい方には嬉しいスポット!
「ケイ、これ見て。“藤”の苗があるよ。可愛いから買って帰ろうかな」
「藤って、万葉集でも“ご縁結び”の象徴だったよね。育てたらいろいろなご縁の運が、さらにアップするかもよ?」
「その作戦、乗った!」
お花好きな方、ちょっとした記念に、そして日々の生活に万葉の心を取り入れたい方にはぴったりのお土産です。
萬葉植物園をもっと楽しむポイント5選

萬葉植物園で、花を見るなら、午前中の涼しいうちがおススメです。
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藤の見頃は4月下旬~5月上旬:見逃さないようにスケジュールをチェック!
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園内マップを手に入れよう:植物と歌の関係が一目でわかります。
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ベンチで一句詠んでみる?:自然の中で感じたことを言葉にするのも素敵な思い出に。
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写真撮影は午前中がベスト:光がやわらかく、花の色が一層引き立ちます。
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春日大社とセットで巡ろう:神社と植物園、心も身体も浄化されるコースです。
藤の香りとともに、心もゆるやかに
萬葉植物園の藤は、ただ“美しい”だけではありません。
古代から続く日本人の自然観や、季節の移ろいを感じさせてくれる、まさに“万葉の心”そのもの。
「ねぇケイ、ここに来てよかったね。なんだか心が落ち着く…」
「ほんと。自然と歴史が一緒に感じられる場所って、贅沢だよね」
藤の香りに包まれながら、心がゆるやかになるひととき。

この藤「白甲比丹」って紹介されてました。香りがめちゃよかったです。

かきつばたかな? あやめかな? 園内で、あっちこっちできれいに咲いてました。
ぜひ一度、春日大社の萬葉植物園へ訪れてみてくださいね。
あなたもきっと、万葉人の優しいまなざしに触れることができるはずです。
今日も「 TRANQUILO 」「あっせんなよ!」
人生の冒険、楽しんでくださいね!
萬葉植物園