奈良・春日大社の砂ずりの藤が見頃!奈良駅周辺スポットも紹介

みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです

【青空の下、久しぶりの奈良へ】

朝は寒かったけど、気温も上がり、雲ひとつない青空が広がったGW前半。
こんな日は、どこかにお出かけしたくなりますよね。
SNSを眺めていると、春日大社の「藤」が満開という投稿が目に飛び込んできました。
見た瞬間、「これは行くしかない!」と、即決。
久々に奈良へ行くことにしました。

【電車でゆったり奈良へ】

日曜日ということもあり、車で行けば渋滞に巻き込まれるかも…と予想。
こういう日は無理せず、のんびり電車の旅が一番です。
といっても、住まいからJR奈良駅までは、わずか30分ほど(笑)。
ちょっとそこまで、くらいの感覚で奈良に向かいました。

電車に揺られながら、窓の外に流れる景色をぼーっと眺める時間もまた、贅沢なひととき。
あっという間にJR奈良駅に到着です!

【奈良駅から春日大社まで、てくてく上り坂】

JR奈良駅から春日大社までは、徒歩で約30分ほど。
道中には猿沢池、興福寺、奈良国立博物館など見どころがいっぱい。
観光気分で歩けるはずが…今日はなぜか道のりが長く感じる!(笑)

理由はすぐに判明。海外からの観光客で大にぎわい!

万博効果もあるのでしょうか、道はたくさんの外国語が飛び交い、鹿と戯れる様子がそこかしこに。
参道が混雑しているのもあり、上り坂がいつもよりキツく感じました。
でも、そんな賑やかさも含めて「奈良らしさ」を感じます。

【春日大社の「砂ずりの藤」、満開!感動の紫のシャワー】

そして到着した春日大社。
お目当ての「砂ずりの藤」が、ちょうど満開を迎えていました!

二の鳥居横にある「祓戸神社」は、日頃、積み重ねている罪穢れを祓っていただけるので、素通りせず、お参りして、すっきりして本殿にお参りしましょう!

「砂ずりの藤」とは、花房があまりに長く垂れ下がり、地面の砂にすれるほどになることから名付けられた藤。

しっかり伸びている砂ずりの藤が、そよぐ風にたなびく姿は、趣きがありました。

その名に恥じぬ、地面スレスレまで届くような長さ!
風に揺れる姿は、まさに紫のシャワー。
ふわりと香る藤の匂いと、優しい風。
視覚と嗅覚が同時に癒される、五感で楽しむ春の絶景です。

本殿前も藤がきれいに咲いてました。春日大社では神紋に藤の紋様を使っているほど、藤が大切にされている様が感じられます。

スマホやカメラを構える人たちの列も自然とできていましたが、みんな本当にうっとり。
まさに、心に残る風景です。

【観光客のみなさん、ちょっと待って!】

境内たくさんの方でにぎわっていましたが、藤の前で記念撮影して帰られる方が多かったです。

でもね、写真を撮って満足してすぐに去ろうとする観光客の方たちに、ひと言だけ言いたい。

「ちょっと待って!」

ここ春日大社には、強力なご利益のある神さまがおられます。
せっかくなら、藤を楽しんだ後に、少しだけ立ち止まって手を合わせてみてください。

「こんな美しい藤に出会えたこと」
「こうして日本に来られたこと」

そんな感謝の気持ちを込めて手を合わせれば、きっとこの旅はさらに特別なものになるはず。

【鹿さんと触れ合う、奈良公園タイム】

二の鳥居前の「神鹿」の像。けっこう多くの方が、記念撮影されているスポットです。

二の鳥居入って斜め左の「伏鹿手水所」

帰り道、春日大社から奈良公園に向かうと、そこにはおなじみの神鹿さんたちが。
今日はなぜか、ポージングが上手な鹿さんが多くて(笑)
「おじょうさん座り」してくれる鹿さんや、目線バッチリの鹿さんまでいて、まるで撮影会状態。

角がないので、おじょうさん鹿かな? 正面向いて、ポーズを取ってくれました。

海外から来られた観光客も、鹿せんべいをあげたり、セルフィーを撮ったり、楽しそうな声があふれていました。
鹿も奈良の立派な観光大使ですね!

【奈良駅周辺の立ち寄りスポット】

帰りは、少しJR奈良駅周辺をぶらり。

駅構内には、地元のおみやげが揃う「ビエラ奈良」や、おしゃれなカフェ「まめじかカフェ」もあり、藤の余韻にひたりながらひと休みするにはぴったり。
そして駅前には、奈良の歴史や文化に触れられる「奈良市総合観光案内所」もあるので、次回の観光のヒント探しにも◎。

【おわりに】

奈良は何度訪れても、新しい発見がある場所。
特に春の「砂ずりの藤」は、見頃の今しか味わえない奇跡の風景です。

写真だけでなく、心で味わい、感謝の気持ちとともに手を合わせることで、
奈良の旅はさらに深く、思い出に残るものになるはず。

気持ちのいい春の日に、ふらりと電車で。
そして、紫の滝のような藤に包まれに、春日大社へ。
おすすめの一日コースです!

今日も「 TRANQUILO 」「あっせんなよ!」
人生の冒険、楽しんでくださいね!

● 春日大社ホームページ