いろいろなドラマの中にあふれている。「これって、予祝じゃない?」

みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです

「予祝(よしゅく)って何?」

って、よく聞かれます。
確かに日常ではあまり耳にしない言葉かもしれませんが、実は僕たち日本人は昔から無意識のうちにやってきたことなんです。

辞書で調べると「予め祝うこと。前祝い。」ってシンプルに書いてあります。
なんだか拍子抜けするくらい普通の意味。
でも、実はこれがすごい力を持ってるんです。

僕が、はまっているのが朝ドラ。
「らんまん」からドハマりしてしまい、朝はBSで朝ドラを見てから出勤するのがルーティンになってしまいました(笑)朝ドラ見てから出勤の一日は、なんかリズムがいいんです(笑)

先月まで放送されていた『おにぎり』も最高でした。
そして今月から始まった『あんぱん』も、夢を語るシーンが初回からあって、これまた期待大!

さて、その『おにぎり』の最終週に、こんなシーンがあったんです。
大腸がんの患者・丸尾さんが、食欲がなく食べれないシーンがあるのですが、そこに主人公の結(ゆい)が優しく寄り添うんです。

病室でベッドに横たわっていると考えないでいいことまでも考えてしまう。結ちゃんのような患者さんに寄りそう看護師さんがいればずいぶん助けられます。僕も、入院した時に、男性の方でしたが、ポジティブな看護師さんがついてくれて前向きになれました。今でも感謝しています。

「手術のことだけじゃなくて、仕事のこととか? これからのこととか? いろいろ考えませんか?」
「正直言うと、こわくてこわくてたまらないんです。こわいだけじゃなくて、何で俺がガンにならないといけないとか? 息子がまだ小さいのに、死んだらどうしようとか? いろいろ考えてしまって、でも妻と息子がいる前で、そんなこと言えなくて… 」
「でしたら、病気が治った後のこと、考えませんか?」
「え?」
「退院したら何がしたいですか?」
「そうやな! やっぱり息子と思いっきり遊びたいです。」
「いいですね!」
「あとは妻を旅行に連れて行ってあげたいなぁ?」
「はるかさん、絶対喜ぶと思います。」
「そのためにも手術に向けて、しっかり食事をとりましょう。私たちが、しっかりサポートします。」

このシーンを見ながら、思わずテレビの前で「これ、予祝やん!」って声が出ました(笑)
だって、病気が治った後の“未来”を、あらかじめイメージして、ワクワクして、喜びを先取りしてる。

まさに、予祝そのもの!

僕も普段ドクターのサポートで、患者さんのお話しを聞く機会があります。
病気の不安を抱えていると、どうしても未来が見えなくなりがち。
でも、未来の話をすると、急に表情が明るくなって、「笑顔になっちゃう人」多いんです。

これが予祝の力。

未来に先回りして、「嬉しいこと」を想像し、感じて、味わっておく。
すると、心が軽くなって、行動が変わって、現実も少しずつ変わっていく。

でもね、予祝したからといって、魔法みたいに現実がすぐ変わるわけではありません。
多くの人が「やってみたけど、変わらなかった」と言って、途中でやめちゃう。

予祝でこころがわくわくするポイント5つ

緒方直人さんが演じられた「ナベベ」。震災で娘さんを亡くされて、どん底から這い上がる姿を演じられてめちゃ共感しました。どん底の時って、最悪の状態からこころが離れないんですよね。そこから這い上がるエネルギーを表現されてすてきでした。

 

1. 未来をリアルにイメージする
たとえば、旅行の前って、ホテルの写真を見たり、何を着ていこうかな〜と考えるだけで楽しくなりますよね? それと同じで、「未来、こうなったら最高!」というシーンを頭の中に映画のように描くと、ワクワクが止まらなくなります。
予祝は“心の旅支度”。目的地(夢)をしっかり決めておけば、人生のナビも迷いません♪

2. 声に出して言う・書いてみる
思ってるだけでは、脳は「ふ〜ん」で終わってしまう(笑)。
でも「言葉」にすると、スイッチが入るんです。
まるで、カラオケで好きな曲を選んで「ポチッ」と押すようなもの。曲が流れ出すように、夢も動き出します。
日記や手帳に“叶ったこととして”書いてみるのも◎。書くたびに、自分の中の「その気スイッチ」がオンになります!

3. 小さな幸せから予祝してみる
たとえば、今日はコンビニでスイーツが当たる気がする!とワクワクしながら入店したら、限定のプリンが最後の1個で残ってた!なんてこと、ありませんか?
これも立派な予祝。
いきなり「億万長者になる!」でなくても、「いいご縁がありそう」「美味しいランチに出会えるかも」と、小さな予祝を積み重ねていくと、心の筋トレになります。

4. ネガティブな環境はリセット
予祝って、いわば“心の火を灯す”行為。でも、湿気たマッチでは火はつきません。
部屋がごちゃごちゃしていたり、イヤな言葉ばかり聞こえる場所にいると、心の炎もくすんでしまいます。
だからまずは、空間を整えて、気の流れをクリアに。風水でいうところの「場のチューニング」です。空気がスーッと通る部屋は、未来への扉も開きやすい♪

5. 仲間と分かち合う
一人でケーキを食べるより、みんなで食べた方が美味しい。それと同じ。
予祝も、一人でニヤニヤするのもいいけれど(笑)、仲間と「こんな未来を予祝してるねん!」と語り合うと、不思議と勇気が湧いてきます。
「その夢、絶対叶うよ!」って言ってくれる友がいるだけで、人生のドライブがめっちゃ加速します。

いかがですか?
5つのポイントはどれも、日頃、やってませんか?
日常の中のちょっとしたことが“予祝習慣”にできます。
だから予祝って、言葉に惑わされることなく、未来を祝ってみればいいんです。
ちょっと気が沈んだとき、未来が見えなくなったとき、まずは今日の“ちいさな予祝”から始めてみましょう。

あなたの心がわくわくすること。それこそが未来を動かす最高のエネルギーです♪

最後にもう一度。
予祝は怪しいものではなく、僕たちが昔から自然とやってきた“前祝いの文化”
桜の花見だって、実は「秋の豊作を願う予祝」なんですよ。

ドラマの中にも、日常の中にも、予祝のヒントはたくさん転がっています。

「こうなったらいいなぁ〜」じゃなく、「こうなって嬉しいな!」って、心から感じてみてください。

きっと、あなたの未来にワクワクの種がまかれるはずです🌸

未来に思いっきりときめいて !

NHKオンデマンド(https://www.nhk-ondemand.jp/)を契約されている方は、おにぎりの最終週おススメです。その他、朝ドラ、大河ドラマも見れるので最高です。

今日も「 TRANQUILO 」「あっせんなよ!」
人生の冒険、楽しんでくださいね!