みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです
朝、目覚めのタイミングで聞こえてきたのは、カワセミのさえずり。
澄んだ声に心がすっと清らかになる。まるで「今日は特別な一日になりますよ」と教えてくれているかのようでした。
そんな朝の始まりに、「今日は霊山寺のバラ園に行こう」と決めた私は、もうワクワクが止まりませんでした。お気に入りの赤いTシャツに袖を通し、出かける準備をしながら、まるで遠足前の子どものような気分。
“心が喜ぶ方向に行く”という直感は、風水的にもとても大切なサインなんです。

先週とは、まったく違う満開に咲いているバラの光景に、バラ園に踏み入れた途端、ドーパミンが急上昇。そよぐ風に漂ってくる香りも最倖です。
世界平和を願って作られたバラ園

昨年まではバラを見ながらきれいだなぁ?きれいだなぁ?で、散策していたのですが、このバラ園のストーリーを知ることで、散策できるだけでありがたいなぁ?って気持ちになりました。
奈良・富雄にある霊山寺(りょうせんじ)バラ園は、まさに“心の環境”を整えてくれる場所。
戦後、シベリア抑留から帰還された当時の住職が「争いのない平和な世界を願って」開かれたバラ園。約1200坪の敷地に咲く200種2000株のバラが、5月〜6月中旬と10月〜11月上旬に見頃を迎えます。
香りに包まれて歩いていると、体の中の何かがふっと軽くなり、五感がじんわりと目覚めていくのを感じます。
家相では、北東の鬼門にトゲのある植物を植えることで、邪気を祓うとされており、まさにその場所に作られたこのバラ園は、見た目の美しさだけでなく、“気”の流れを整える庭でもあるのです。
サムサーラに込められた人生の輪廻

バラ園の御朱印には「輪廻」と書かれています。ストーリーを知ることの大切さを改めて感じました。この画像は、母子像のエリアです。
バラ園には、人生のステージを表現するゾーンが分かれています。
まず、入口すぐにあるのは、母子像を囲む子どものエリア。赤を中心とした明るい色合いのバラが咲き、まるで童心に帰るような気持ちに。
階段を登ると、メビウスの輪を模した噴水「サムサーラ(輪廻)」のあるエリアへ。そこでは、成熟した人生の喜びや挑戦、再生を象徴するような濃厚なバラの香りが広がっています。
そして奥には、静かにくつろげるティーテラス「プリエール」。ここで過ごすひとときは、まるで自分自身の人生を眺め直す時間になります。
弁財天さまと歓喜天さまに守られて

入口には「大辨才天」の大きな鳥居があります。ここから先は、邪気を寄せつけないご神域という感じが漂っています。
この霊山寺には、大辯才天(弁財天)さまや、商売繁盛・夫婦和合を司る歓喜天さまが祀られています。霊山寺には、弘法大師空海さまがお祀りになられた辨才天さまがおられるので鳥居がある珍しいお寺でもあります。
先週の天気予報では、週末はずっと雨だったのに…
当日になると、なんと青空が時おり見える“最倖の天気”に。
「これはきっと、弁財天さまと歓喜天さまのおかげだなあ…」
と、しみじみ感じながら、心から手を合わせました。
バラが脳と運を整える?香りと色彩の風水効果

前日の午前中は、大雨だったので、花が傷んでいないか? 心配でしたが、きれいな花が開いてました。

地植えしてきちんと管理されていることもあり、花の一輪一輪が、大きな大輪ばかりでした。画像の赤いバラは、たくさん咲いていたので迫力がありました。

前週、石光寺で見た芍薬の花と同じような形で、すてきでした。香りも抜群!
実は、お花の香りを嗅ぐことで、**幸せホルモン「ドーパミン」や「オキシトシン」**が分泌されるそうです。ちょうど、出ようかな? と思っていた時に、テレビ番組の「元気の時間」で取り上げられていて、ドーパミン、オキシトシンなどを計測できる機会をつけて、実験されている様子が紹介されていました。
心がふんわり明るくなることは、科学的にも証明されているんですね。
さらに、バラの色にも運気を整えるパワーがあります。
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🔴赤いバラ → 生命力・情熱・恋愛運
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🌸ピンクのバラ → 優しさ・愛情・人間関係運
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💛黄色いバラ → 金運・友情・豊かさ
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⚪白いバラ → 浄化・純粋・リセット運
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🧡オレンジのバラ → 社交・元気・チャレンジ運
五行の考え方では、色が五つの運気を表しており、バランスよく巡らせるには最適な“自然の風水グッズ”ともいえます。
トゲがあっても、心は癒される

昨年も気に入った「ユメオトメ」のバラ。小さな花ですが、つるバラできれいでした。
ところで、風水的には**「トゲのある植物」は基本的にNG**とされています。
特に玄関やリビングでは避けたい存在です。
でも、霊山寺のバラ園を歩いていると——
「たしかにトゲはあるけれど、大輪の花や香りを感じていると癒される…」
と、気づいた自分がいました。
風水に取り組んでいても、ルールはルール!
でも自分が、ルールを守ることで楽しさが崩れてしまうのなら、好きな花に囲まれているときの自分の笑顔を、どうか大切にしてください。
理屈を超えた“心が喜ぶ感覚”こそ、最強の風水です。
富と智慧が集まる場所「登美の地」

バラの花の色って、いろいろな色があります。今回のように満開だとこころがリフレッシュする思いです。
霊山寺がある奈良・富雄(とみお)は、かつて「登美(とみ)」や「鳥見(とりみ)」と呼ばれた霊地。
「富(とみ)」という字が表すように、富と智慧の象徴として知られています。
霊山寺の背後にある「登美山」の山相は、インドの霊鷲山(りょうじゅせん)に似ているとされ、聖地としてのエネルギーも高い場所。
風水の観点から見ても、気の流れがとても良い場所なんです。
あなたもバラで“心の環境”を整えてみませんか?

住まいから30分もかからないので、まだまだ楽しめそうなので、また足を運んで、楽しみます。管理されているお寺の関係者、スタッフのみなさん、すてきな光景を拝見させていただき、ありがとうございます。
バラの香りと色で五感を開き、弁財天さま・歓喜天さまに守られ、自然に触れて整う心と体。
そんなひとときは、日々の疲れや不安をふわっと手放すチャンスでもあります。
もし、最近「なんだか運気が滞っているな…」と感じる方がいたら、ぜひ霊山寺バラ園で“心の風水”を整えてみてください。
今日も「 TRANQUILO 」「あっせんなよ!」
人生の冒険、楽しんでくださいね!
● 霊山寺ホームページ
初めのお寺を紹介する動画がステキです。