みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです

2025年のテーマは「丹誠」!上半期、どれだけ自分が実行できたか? 振り返りました。そして後半も、お困りごとを抱えた方の相談に、丹誠込めて、問題解決に尽力していきたい。
早いもので2025年の折り返しポイントである今日は、大好きな龍田大社さんで「夏越の大祓」!
仕事の調整がつく限り毎回参加させていただいているこの神事、今年もありがたくご縁をいただき、参列してきました。
厳かな祝詞が響く中、茅の輪をくぐり、かたしろに自分の罪穢(つみけがれ)を移して…
この半年間に積もり積もった厄を、風の神さまに お祓いしていただき、心も体もリセット完了!
実は今年の年明け、僕自身がまさかの緊急入院というスタートで…。
けれどもそこからは、たくさんの方の悩みに耳を傾け、ご相談を受け、
そしてついには全国誌にも掲載していただくという、まさに“激動と飛躍”の上半期でした。
この流れを、さらに良い形で2025年後半につなげていけるよう、感謝と決意を込めてのお参りです。
ちなみに、去年の夏越大祓は梅雨の真っ只中。
どんよりした空に、しっとりとした雨も降っていたような記憶が…。
ところが今年は、梅雨明け直後の快晴!
強烈なお日さまのエネルギーが容赦なく降り注ぐなか、
参列者のみなさんは日陰を探しつつも、最後まで真剣な面持ちでご参加されていました。
そんな中で汗だくになりながらも準備をしてくださった、宮司さん、権禰宜さん、神社スタッフの皆さま、本当にありがとうございました!
さて、ここで改めてご紹介したいのが「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」とはどんな行事なのか?ということ。

まさに降り注ぐお日さまのエネルギーの強烈さ。肌がちくちくしました(笑)自然環境をこんな風に変えたのは、我々、人なのです。ぶつぶつ小言を言う気持ちもわかりますが。現実を受け入れて、前向きに行動するしかないですね。
実はこの神事、平安時代から行われていた由緒ある“前半リセット式”。
上半期に知らず知らず積もった厄や穢れを祓い、心身を整えて後半戦に臨むための、日本古来の知恵なんです。こんなすてきな行事なのに、知らない方が多いのは、残念です。
■ 茅の輪くぐりとは?

みなさん、どんな気持ちでくぐっておられるのか? 機会があれば、知りたかったですね。今度、宮司さんとお話しする機会があれば、聞いてみようっと!
神社に設置された「茅(ちがや)」で編まれた大きな輪。これを“左→右→左”と∞の字を描くように3回くぐります。
唱える言葉は「祓いたまえ、清めたまえ」ですが、僕は「ありがとう」と感謝をこめてくぐるのがオススメです。

茅の輪のくぐり方にもルールがあります。龍田大社さんでは、茅の輪の前に説明看板が置いてあるので、ありがたいです。まずは半年間、無事に過ごせた感謝からスタート!
■ 蘇民将来の故事とご利益
茅の輪は、神話のスサノオノミコトと蘇民将来(そみんしょうらい)の物語に由来します。
貧しいながらも親切に神様をもてなした蘇民将来は、茅の輪のおかげで疫病から守られた…という逸話が残っています。
これが“厄除け・無病息災”の象徴となったのです。
■ 人形(ひとがた)・形代(かたしろ)流しも忘れずに!

白龍の大神さまにも、最近、すごくお世話になっているので感謝をお伝えしました。水=チャンスなのです。
紙でできた人形に名前と年齢を書き、自分の体をなでて息を吹きかける。
それを神社に納めることで、身代わりとなって厄を引き受け、川や海に流してくれる――
これが“形代流し”です。終わったあとは驚くほどスッキリしますよ。
今日の夏越大祓式では、神社の権禰宜さんが、形代を回収して、きちんと後半戦が迎えられるように処分していただきました。
■ 食べて厄落とし!「水無月(みなづき)」
この時期になると、店頭で大きくスペースを取って並べられている「水無月」にも意味があるのです。京都発祥の和菓子「水無月」も、夏越の祓には欠かせません。
三角のういろうに小豆を乗せたこのお菓子は、氷を表現し、小豆の赤で邪気を払い、暑気払いと健康祈願の象徴!
最近では抹茶味や黒糖味など、バリエーションも豊富。関東でもこの時期になると入手できる場合があります。
■ 新習慣「夏越ごはん」や地域の行事食も!
雑穀ごはんに、茅の輪を模した夏野菜のかき揚げをのせる「夏越ごはん」、
金沢では「氷室まんじゅう」や「氷室ちくわ」、杏(あんず)など、地域ごとのパワーフードがたくさんあります。
栄養補給と邪気払いが一体化した、まさに“いただくお祓い”ですね!
■ これからお参りするあなたへ伝えたいこと

運のいい人って、特別な人に見えますが、実は、特別ではないのです。きちんきちんと押さえる当たり前のことは実行して、やらなければならないことはやっている。実は、普通の人なのです。運がない人は、自分勝手に、いろいろなことをないがしろにしている人なのです。その差ですね(笑)
運のいい人って、特別な星の下に生まれたわけではありません。
ちゃんと“整える”タイミングを知っていて、行動しているだけ。
夏越の大祓は、上半期の疲れと厄を手放し、下半期の運を“貯金”するチャンスです。
もし6月30日に茅の輪くぐりができていない方も、まだ大丈夫!
神社によっては、1週間ほど設置されていることが多いので、お近くの神社を訪れてみてくださいね。「間に合った!」「やってよかった!」という声、きっと出てくるはずです。
あなたの2025年後半が、もっと笑顔とご縁に満ちた日々になりますように。「夏越の大祓」で、さあリスタートです!

季節は、もう夏です。龍田大社さんのひまわりも満開でした(笑)夏の過ごし方で、暑い夏を乗り切りましょう!
● 龍田大社ホームページ
https://www.tatsutataisha.jp/