予祝風水師 たくちゃんです
住まいから車で20分ほど。
ふと思い立った休日の朝にピッタリな場所があります。それが、四季折々の花々と、悠久の歴史が溶け合う「馬見丘陵(うまみきゅうりょう)公園」。
この季節、とにかくおすすめなのが「花菖蒲(はなしょうぶ)園」!
約3,000㎡の敷地に広がる、100品種・約3万本の花菖蒲たちが、紫・白・黄色の花びらを優雅に風に揺らしながら、出迎え楽しませてくれてます。
訪れたのは、酷暑でうんざりしていた週末(笑)
まさに見頃のピークで、園内はカメラ片手に夢中でシャッターを切る方々で賑わっていました。でも、騒がしさはなく、どこか落ち着いた雰囲気。
花を愛でるって、こういう穏やかな時間なんだなとしみじみ。

陽の季節は、次から次へといろいろな花が楽しめていいですね。奈良には、社寺を含めて、そんなスポットがたくさんあるので、自然と足を運んでしまいます。
公園の魅力は花だけじゃない!

このショウブは「江戸系の青岳城(せいがくじょう)」という花。花びらのラインがきれいです。
馬見丘陵公園のスゴさは、実はその「場所」にあります。
この丘陵地は、香芝市・広陵町・河合町と、2市3町にまたがる南北約7km、東西約3kmに広がるゆるやかな地形。標高は70mほどと小高いけれど、歩くとちょうどいいアップダウンがあり、ウォーキングにも最適。
実はここ、奈良盆地の中でも有数の古墳密集地帯「馬見古墳群」として知られており、なんと250基以上の古墳が集中しているんです!
4〜5世紀に築造されたといわれるこれらの古墳群は、佐紀盾列古墳群、大和柳本古墳群と並び「大和三大古墳群」の一つに数えられるほどの歴史遺産。
園内には、乙女山古墳や池上古墳、倉塚古墳などが点在し、散策しながら古代ロマンを感じられる贅沢な空間が広がっているのも、お花を楽しみながら散策できるのも訪れたいポイントのひとつ!
歩いて楽しむ!馬見丘陵公園ウォーキングの5つのコツ

このショウブは「長井秀峰(ながいしゅうほう)」涼しげなデザインの花です。
せっかく広大な自然と古墳が広がる馬見丘陵公園に来たなら、ただ歩くだけではもったいない!
ちょっとした工夫で、心も体もリフレッシュできる“冒険ウォーキング”に変身しますよ。
① テーマを決めて「お花探しウォーク」
今日は「青い花だけ探す日」「花菖蒲の珍しい品種を10種類見つける」など、マイルールを決めて歩いてみましょう。まるで宝探し!スマホを片手にGoogleレンズなどで花の名前を調べながら歩くと、自然との会話が生まれて楽しさ倍増です♪
② 古墳めぐりで「歴史散歩」
公園内には乙女山古墳、狐塚古墳など名だたる古墳がずらり。
地図を片手に「次はどの古墳へ行こう?」と冒険家モードで散策すると、まるで時空を旅しているような気分に!写真を撮って“古墳コレクション”を作るのも楽しいですよ。古墳コレクションは、奈良にはたくさんの古墳があるので、ひとつの自分にしかない作品になります。
③ おしゃれな休憩で「森カフェ気分」
歩き疲れたら、木陰のベンチでひと休み。お気に入りのマグにハーブティーを入れて持参すれば、風の音と鳥のさえずりに包まれながら、最高の癒し時間が待っています。心まで整う、極上のご褒美タイムです。
④ 歩数目標で「達成感アップ!」
「今日は5,000歩!」などの目標を設定して歩くと、ゲーム感覚でモチベーションアップ。ゴールにたどり着いたときの達成感は格別です。アプリを使えば、消費カロリーや地図の記録もできて、一石二鳥!
⑤ 帰り道は「地元グルメで締めくくり」
ウォーキングのあとは、もし車で来ていたら近くの「道の駅」に寄り道がおすすめ!新鮮野菜や地元のお菓子を買って、旅の“お土産”に。心もお腹も財布も満たされる、とっておきの一日になりますよ♪ あらかじめ公園の近くの道の駅を検索しておいて、道の駅の価格にビックリも(笑)
にぎわいマルシェも開催!

このショウブは「長井系出羽娘(でわむすめ)」です。
そしてイベントの始まりの週で終わってしまいましたが、今年は、6月7日(土)・8日(日)には、「にぎわいマルシェin馬見花菖蒲」が開催されてました!(来年もあるかも!?)現在、満開の様子を考えると、マルシェの頃は、まだ花菖蒲が満開でなかったかも(笑)
公園のイベントのたびに、にぎわいマルシェなど開催されているので、行く前にチェックしていくとさらに楽しみが増えます。
ちょうど先週は、美味しいグルメや地元の特産品、クラフト雑貨などのお店が集まり、公園はまさに“花と人のにぎわい空間”に早変わり!していたようです。
花を楽しみながら、美味しいものも楽しめる…そんな贅沢、なかなか味わえませんよね。
おわりに:今日のご褒美時間を、馬見で。

白の花しょうぶもきれいです。このしょうぶの名前、控えるの忘れてました(笑)のんびりし過ぎたかも?(笑)

このショウブは「肥後系碧洋(へきよう)」です。紫がの花びらが、風にそよぐ姿は、涼しげでした。
花菖蒲は、次々につぼみが出ている状態だったので、6月いっぱい楽しめそうです。
朝の光に透ける花も素敵ですし、夕暮れ時のしっとりとした雰囲気もまた格別。
ただ歩くだけで、気持ちがスーッと軽くなっていくのを感じられる場所。忙しさに追われて、心がカサカサしているな…という方にこそ、ぜひ訪れてみてほしい。
歴史と自然、そして季節の花々がやさしく迎えてくれる馬見丘陵公園。
何気ない一日が、ちょっと特別なご褒美時間に変わりますよ
今日も「 TRANQUILO 」「あっせんなよ!」
人生の冒険、楽しんでくださいね!