みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです
最近、陰陽師に夢中になっています!
今朝も映画『陰陽師ゼロ』をAmazonで、朝から見て、その奥深い世界観に引き込まれました。
この映画、映画館でも見ましたが、Amazonでも無料なので何度も見直ししています。繰り返しみれるのはAmazonに感謝です。
陰陽師の関連本も読んでいると、風水の知識と結びつく部分が多く、歴史や背景を知ることで陰陽道の流れが少しずつ理解できてきます。
陰陽師を知ることで、陰陽道の歴史を知ることが楽しみのひとつです(笑)
本を読んでいると、風水での手法も、なぜ事例に対して、この手法を使うのか? 知っているのと、知っていないのとでは、事例に対しての説得度が違います。「なるほどなぁ」と思うことがたくさんあって、勉強するのが本当に楽しいです。
そんな中で、毎回、心に響く映画の中で安倍晴明が語ったセリフ。

安倍晴明の話しは、本を読み進めるほどおもしろい。そんな知識を持ちながら、関連施設にお参りするとワクワクします。
「真実と事実の違いを知っているのか?」
「事実とは、あるがままの出来事」
「真実とは、その人間の主観に基づいて導かれた結論。つまり個人個人の受け取り方によって変化する『概念』であり」
「『呪』」
「馬鹿な人間ほど、呪にかかりやすい」
この言葉を聞いた瞬間、私の中である名探偵の言葉がフラッシュバックしました。そう、大好きな名探偵コナンの
「真実はいつもひとつ!」
というセリフです。このフレーズで、僕の中では、ずっと「真実は一つしかない」という固定観念を植え付けていました。ですが、晴明のセリフを聞いて、ハッとしました。
晴明のセリフ通り「呪」にかかっていたわけです。イコール「馬鹿」ということです(笑)
例えば、こんなシチュエーションを想像してみてください。

もしコーヒーをこぼしたら・・・
ある日、カフェで友人と話をしていたら、隣の席に座っている人がコーヒーをこぼしてしまいました。あなたがその場面を見た時、「あの人、不注意だったな」と思うかもしれません。
でも、こぼした本人は「足をぶつけられてバランスを崩したんだ」と考えているかもしれません。さらに、他の席にいた人は「店員さんが急いで通り過ぎたせいじゃないか?」と感じているかもしれません。
同じ事実――コーヒーがこぼれたという出来事――を見ているのに、捉え方は人それぞれで違います。そしてその人たちにとっての”真実”は、その視点に基づいて形成されるのです。
ここで思うのは、真実というのは客観的な事実ではなく、事実を見た人の主観が深く関わっているということ。人はそれぞれ違う経験や価値観を持っています。
そのため、同じ状況でも違う角度から物事を見てしまうんです。
これが真実がたくさんあるということなんですね。
風水の世界での「陰陽」

風水は陰と陽のバランスをはかって、運を開いていくこと。
陰陽師の世界では、善と悪、陽と陰といった相反するものが常に共存しています。
風水でも、「良い場所」と言われる土地が、必ずしも全ての人にとって完璧とは限りません。
大事なのは、その土地や空間が自分にどう作用するのかを感じ取ること。
そして、誰かの視点や意見を無理に否定せず、「この人にとってはこう見えるんだな」と受け入れる心が大切だと改めて思いました。風水の視点で、山や川などの自然を見て、この地はいい気が流れているなぁ? と風水を始めた頃は、あの先生がいいというから、この地はいいんだと思い込みました。これも晴明のセリフから判断すると「呪」にかかっていたわけです。
さらに師匠につきながら、学びの機会を増やしていくと、いい所というのは、人によって違うということです。だから住まいも、ご主人さまにとっていい気の流れる住まいであっても、奥さま、子供さんにとっていい気が流れる住まいではないのです。
僕自身も、自分の風水アドバイスを通じて「こうするべき!」と押し付けるのではなく、「この空間でどう感じるか?」と問いかけるスタイルを心がけています。それぞれの人が持つ “事実” に寄り添うことが、本当に意味のあるサポートだと信じています。
この考え方を持つと、人間関係もずっと楽になりますよ!
たとえば、誰かと意見が食い違った時に
「この人は何を見て、何を感じてこう考えたんだろう?」
と相手の視点に目を向けるだけで、無駄な争いを避けられることが増えます。
だからこそ、晴明の言葉にあったように、“事実はひとつ。でも真実はたくさんある”という考え方を日々意識していきたいですね。これを心に留めておくと、私たちの生活はもっと柔軟で豊かになるのではないでしょうか?
「呪」にかからない5つのポイント

「呪」は、あふれているので、自分の経験、価値観にあえば、信じてしまうもの。晴明のセリフで「名前も呪だ」という部分があります(笑)
1. 「事実」と「解釈」を切り捨てて練習する
人の真実はその人の経験や価値観に基づいて生まれています。そのため、同じ出来事でも捉え方は異なります。を判断できるようになります。
2. 「自分の軸」を持つ
他人の意見や価値観に影響されすぎると、自分自身を失ってしまいます。そのためにブレない自分軸を持つことは大切です。
3.人の話を受けて流す技術を身につける
全ての意見を真剣に受け止める必要はありません。
例えば、他人からの否定的な意見や噂話は、「そういう考え方もあるな」と軽く受け止める習慣を無視して自分に言い聞かせるのも効果的です。僕は「まぁいいか?!」で、最終的に流してしまうことで気が楽になります。
4. 「共感」と「同調」を区別する
「あなたの考えを理解します」と伝えつつ、自分の意見を持ち続けることで、他人の無駄なストレスを回避できます。
5.一歩進んで俯瞰する癖をつける
かなり自分中心で見てしまうと、感情的になり易くなる。 「〇〇〇から見たらどう思うか?」と問いかけると、展望が広がります。大きな視野から事実を見ると、起こっていることの事実が把握できます。
これらのポイントなどを意識することで、他人の真実に左右されず、自分らしい生き方を貫けるようになります!
それにしても、陰陽師の世界観は本を読んで学ぶほど本当に奥深い!
これからももっと学んで、楽しい発見をたくさん共有して、風水の知識も深めていきたいと思います。みなさんも、事実をきちんと踏まえた “真実” を探してみてくださいね!
今日も「 TRANQUILO 」「あっせんなよ!」
人生の冒険、楽しんでくださいね!