寶山寺:山腹に露出する「般若窟」と「生駒聖天さま」の寺院、不動明王と大聖歓喜双身天王の聖地

Hola Todosーー(^^♪
たくちゃんです

近鉄生駒駅からケーブルに乗り換えて、寶山寺駅からお寺への階段を上っていくと、大きな鳥居が迎えてくれます。

寶山寺には、奈良に引っ越してきてから、毎月、お参りさせていただいてます。
枚方に住まいしている時から、時々、お参りさせていただいていました。
寶山寺と言えば「生駒聖天さん」
実際、お参りするまではそんな話しを友達から聞いていましたが、実際、お参りすると誰もがお話しされる寶山寺は、ちょっと気の強さが違うことに気づきました。

まだ拝殿奥の聖天堂には、数度しかお参りさせていただくことはありませんでしたが
聖天堂にお参りさせていただくとあきらかに気の流れの強さが違うことを実感します。
僕は、初めてお参りさせていただいた時は、ピリピリした感覚に、こころが包まれました。
この聖天堂には、毎月朔日、十六日のご縁日にお参りすることが出来ます。
この日は、駐車場もいっぱいで聖天堂の内陣もたくさんの人がお参りされているので
5月1日~10日までの「大般若会式」の平日にお参りすれば、ゆっくり聖天さまとお話しが出来ると思います。

寶山寺にお参りすると、まっ先に行くところがあります。
それは惣門入ってすぐの掲示板です。
画像のように、毎月の言葉が書かれています。

2023年7月は、歓喜天尊さまのことが書かれていました。

寶山寺って、こんなお寺です

寶山寺(ほうざんじ)は、日本の奈良県にあるお寺で、生駒山の山腹に位置しています。
この寺は、般若窟と呼ばれる奇岩が露出していることで知られており、山岳信仰の対象となっています。伝説によれば、役小角(えきのおづね)という僧侶が般若経を書写してこの窟に納めたと言われており、また、空海もこの地で修行を行ったという説話も生まれています。

寶山寺は修行の道場として重要視され、江戸時代初期の延宝6年(1678年)に中輿の祖とされる湛海が入山しました。彼は仮本堂の建立をきっかけに、八万枚の不動護摩供を修して寺の勢力を拡大させました。以来、不動明王と大聖歓喜双身天王(生駒聖天さま)への信仰が基盤となり、寺の勢いが増していきました。

湛海は般若窟に弥勤菩薩を祀り、十三重石塔を修復し、さらに聖天堂や根本中堂などの建物を建てるなど、寺の復興に尽力しました。元禄5年(1692年)には、「生駒山寶山寺」と改名しました。

寶山寺には、湛海自身によって作られた木造の不動明王像と、厨子に納められた木造の五大明王像が本尊とされています。特に五大明王像は、明治15年(1882年)に新潟県の大工・吉村松太郎によって設計された洋風の二階建ての獅子閣とともに、重要文化財に指定されています。

また、寶山寺には聖天堂があり、そこには大聖歓喜双身天王像が祀られています。この像は「生駒の聖天さん」として親しまれ、信仰を集めています。

以上が、寶山寺の概要です。寺の興隆と歴史的な価値、そして信仰の対象となっている不動明王や大聖歓喜双身天王について簡単に触れました。

寶山寺は、不動明王や大聖歓喜双身天王さまだけではありません。
各お堂に願いに応じた仏さまが鎮座されています。
お参りされた時に必ず行ってほしいのは、各仏さまのご真言を、祈りの最後に、3回、7回唱えてほしいことです。そうしないと願いが届かない場合があります。

たとえば大師堂におられる弘法大師空海さまであれば南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)と唱えればいいわけです。ご真言は、たいがいのお寺では、ご真言を柱などに貼られていることが多いです。

各お堂の祀られている仏さまとご利益

● 本堂
不動明王(のうまく さんまんだ ばざら だんせんだ まかろしゃだ そわたや うんたらかんまん)/ 厄除け・煩悩退散・立身出世・商売繁盛・健康祈願

● 拝殿
大聖歓喜双身天王(おん きり ぎゃくうん そわか)/ 地位向上・商売繁盛・縁切り・現世利益

● 文殊堂
文殊菩薩(おん あ ら は しゃ な)/ 学業成就・頭脳明晰・成績向上

● 常楽殿
如意輪観世音菩薩(おん はんどま しんだまに じんばら うん)/ 長寿・健康祈願・病気治癒
吉祥天(おん まか しゅりえい そわか)/ 財運隆昌・商売繁盛・家内安全・開運
毘沙門天(おん べいしら まんだやそわか)/ 商売繁盛・金運財運向上・勝運・開運・厄除開運

●観音堂
十一面観音菩薩(おん まか あろりきゃ  そわか)/ 病気治癒・金運上昇・勝運・財運

● 遙拝所
虚空蔵菩薩(のうぼう あきゃしゃ ぎゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか)/ 頭脳明晰、成績向上、記憶力増進、商売繁盛、技芸向上
三宝荒神(おん けんばやけんばや そわか)/ 不浄厭離・家内安全・商売繁昌・厄除開運
辨財天 (おん そらていえい そわか)/ 金運・財運・開運・学業成就・立身出世・勝運・技芸上達

● 遙拝所前
烏枢沙摩明王(おん くろだな うんじゃく)/ トイレの神さま・金運上昇・怨霊の浄化・不成物の除去  ※ 遙拝所内で烏枢沙摩明王の小さな像が授かれます。お札と像を、トイレに祀れば、風水で大切な不浄の多いトイレの気が整います。

烏枢沙摩明王のお堂を出た前に、延命水で有名な「水神」さまが祀られています。風水で「水」は財を意味するので、きちんと手を合わせて日ごろの感謝をお伝えします。

● 多宝塔
愛染明王(うん たき うん じゃくうん しっち)/ 夫婦仲の向上・良縁・結婚運・無病息災・長寿

多宝塔から仏さまの像が左右に並ぶ道を上っていきます。階段が濡れていたら、すべりやすくなっているので注意が必要です。

● 大師堂
弘法大師空海(なむ だいし へんじょうこんごう)

多宝塔から奥の院にお参りする階段の途中にある「大師堂」。堂の奥には、弘法大師空海像があります。

ところどころに、わかりやすいマップがつけられているので、確認しながら、お参りすることで行きたかったポイントを逃さず、歩くことが出来ます。

このマップ、すごくわかりやすいので、お参りもしやすいです。

● 奥の院
不動明王(のうまく さんまんだ ばざら だんせんだ まかろしゃだ そわたや うんたらかんまん)/ 厄除け・煩悩退散・立身出世・商売繁盛・健康祈願

奥の院にお参りすると、かわいい猫とよく遭遇します。お参りされた方にも愛嬌を振りまいています。

● 大黒堂
大黒天(おん まきゃらや そわか)/ 財運・ 金運上昇・ 財福開運 ・ 出世開運・ 縁結び

大黒堂から見る奈良の景色は、きれいです。僕は風水師なので、山の位置、町の広がり方から気の流れを楽しみながら、いつも見ます。町は常に変化しています。もちろん気の流れも町の変化に合わせ変化します。

奥の院のお堂の前に、朝護孫子寺でもお世話になっている「金集辨財天」さまが鎮座されています。辨財天さまのお宮といっしょにお参りされれば金運が改善されてきます。

この間、お参りして気づきました(笑)今後は、きちんとお参りします。

開山堂の奥の階段をさらに進んでいくと「福徳大神」のお社があります。

ここから先は、入れないようになっています。山の頂上ですから、ご神域になります。

般若窟は、弥金菩薩さまもずっと守っておられるところなので
ぜひお参りして見てください。遙拝所の裏側にお祈りするところがありますので、ぜひ手を合わせて下さい。

寶山寺の気の流れが噴き出ているところは?

寶山寺は、お困りの人の問題改善、そして夢を叶えてきたお寺なので、聖天堂の内陣のようにパワーのあるお寺です。山の頂上からいい気が降りてきているとしたら

中門を入って、向かって右側に「朝日宝塔」があります。
朝日宝塔は、五層の銅塔で、後方に般若窟があります。
般若窟を上っていくと、昔、塔などがあった岸壁の頂上になります。
そこから気が降りてきて、この朝日宝塔あたりにこのお寺の気が流れてきている場所があります。

なのでお参りされた時は

「 朝日宝塔 」

の前で手を合わせてから、本堂、拝殿という形で、お参りして、帰る際にもあいさつすれば
ご利益をいただけるかもしれません。ただ寶山寺は、一度きりお参りされるような方より、信じてお参りされる方の方が、ご利益を授かれることがおおいようです。

寶山寺ホームページ

暑い日が続いていますが、しあわせな楽しい、いい一日を(笑)

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