みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです
プロレスは、僕にとって人生のエネルギー源。
学生時代、毎週金曜夜8時、テレビの前でアントニオ猪木さんの試合を見るのが楽しみでした。
あの時間は、夢と興奮に満ちた「非日常」であり、自分を奮い立たせる原点でもありました。
金曜夜のプロレス中継が終わってからは、実際に会場へ足を運び、小島聡選手や蝶野正洋選手の活躍に胸を熱くし、力をもらっていました。
でも、仕事が忙しくなり、いつの間にかプロレス観戦から遠ざかっていたんです。
プロレス観戦に戻ってきたきっかけは――内藤哲也!
そんな僕を、再びリングに惹きつけたのが――

久々になんばのエディオンアリーナに行き始めた頃(笑)それまでの名称大阪府立体育館だったので、エディオンアリーナ探しました(笑)
内藤哲也選手でした(笑)
正直、最初は戸惑いました。
試合中に唾を吐く、チャンピオンベルトを投げる、ベルトを引きずって歩く(笑)
今までのチャンピオンの姿とまったく違った姿を見たので
ブーイングの会場の嵐の中で、「当然かな…?」と僕の中でもモヤモヤがありました。
でも、内藤選手の口から発せられた
「TRANQUILO(トランキーロ)!あっせんなよ!」の一言
その言葉が心に刺さったんです。まるで、もがき苦しんでいる自分に言ってくれているようで――。
コロナ禍での苦しみと、支えになった言葉

2025年のヒロム戦のロックアップ。じらすのかな?思っていたら、開始と同時にきれいに決まったのには、驚きました。
ちょうどその頃、コロナ禍による社会の閉塞感の中、僕の会社も大きな打撃を受けていました。
売上は、日を追うごとに激減し、仲間が一人、また一人と去っていく。
不安と焦りに押しつぶされそうな日々の中で、あの言葉が支えになったんです。
「焦って動いても、いいことなんて何もない。どんなときも、自分のペースを崩さないことが大切」
内藤選手のそんな生き様に、惹かれずにはいられませんでした。
「誰にどう思われても関係ない。自分の信じた道を突き進む」――それを体現する内藤選手の姿に、次第に惹かれていったんです。
当時、新日本プロレスのファンだという知人に「内藤選手、大好き」と言うと、「え?あの内藤?わからんわ~!」と言われたこともあります。
でも、ファン心理は不思議なもので、彼はいまや一番人気のスター選手へと駆け上がりました。
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」というユニットも、唯一無二の存在感を放っています。

それぞれ個性があって、制御不能の仲間たち。楽しかったです。
プロレスに勝ち負けはつきものですが、内藤選手やロスインゴの試合には、たとえ負けたとしても納得できるドラマがあります。
リングで語る彼の言葉や表情、立ち振る舞いには、常に“意味”がある。
それがファンの心に深く残るのです。
「すべての出来事には意味がある。意味を見出せるかどうかは、自分次第」
そんな内藤選手の名言の数々が、僕の人生にも何度も勇気をくれました。
熊本大会のコメントがくれた“勇気”

内藤哲也選手のマイクパフォーマンスは、引き込まれるし、楽しい。時として、生きる力を与えてくれます。しばらく聞けないのは、寂しいですね。
そして、内藤選手の言葉が、さらに深く僕の胸に刻まれたのは、熊本大会でのコメントを見つけた時でした。
「二年前、ここ熊本で、たいへんなことが起りました。
今もあの時の傷を持っている方々、たくさんいらっしゃると思いますが、だからこそ俺は言いたい。変わらないことをあきらめないことは、もちろん大事。でも、変わろうとする思い、変わろうとする覚悟、そして一歩踏み出す勇気も、俺は大事なことじゃないかな?って思います。
2015年5月メキシコに行った時に、ラ・ソンブラからロスインゴベルナブレスに加入しないかと誘いを受けた時に、自分の中で、ものすごく迷ったんですよ。
まぁ、映像を見るとほんの数秒ですが、俺にとっては、何時間、何日も悩んだようなそんな気がするぐらい、すごい長い時間考えて、そして踏み出してみようかな?と思って、ソンブラから差し出されたロスインゴベルナブレスのTシャツを受け取ったので、
周りにとっては、たいしたことない一歩かもしれないけど、俺にとっては、ものすごく大きな一歩で、その一歩を踏み出したことによって、いろいろ人生変わったと思うので、リスクはあるかもしれないけど、一歩踏み出してみることも大事なことじゃないかな?と俺は思います。
だから俺の姿を見て、俺も一歩踏み出してみようかな?
私も一歩踏み出してみようかな?って思ってもらったらうれしいですね。」
この言葉を見つけた瞬間、涙が出ました。
コロナ禍の打撃で、僕の仕事も生活もガタガタでした。
会社の売上は激減、人も離れていき、将来がまったく見えなかった。
何もかも投げ出したくなる夜に、内藤選手のこの言葉が背中を押してくれたんです。
「一歩踏み出す勇気」
そう、それは周りにとっては小さなことに見えても、自分にとっては人生を変えるほどの一歩なんです。
あの時、彼がメキシコで「踏み出した」からこそ、いまの内藤哲也がある。
人気も地位もゼロに近い中で、誰にも理解されないキャラクターを、自分で信じて貫いた。
やがてロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンという唯一無二の存在となり、
ファンの心をつかんで離さないスターになった。
人生って、何が正解かなんてわからない。
だけど、自分の気持ちに嘘をつかず、**“動く勇気”**があれば、未来は変えられる。
「何も決まってない」からこそ、可能性がある

内藤選手退団の介錯人を務めてくれたタイチ選手。最後にぢs選手退団の介錯人を務めてくれたタイチ選手。最後にDestinoを受けてくれて、感謝です。
そして今回、新日本プロレスからの退団。
驚きと寂しさが交錯するなか、内藤選手らしいコメントに胸を打たれました。
「何も決まってないのに飛び出すあたりは俺らしいと思いますよね。だからこそ可能性は広がる。楽しみと不安の両方あるけど、この決断をして良かったと思えるようにしたい」
彼の中にはもう、次のビジョンのイメージが動き出しているんだと感じました。
「引退するわけじゃない。まずは体のメンテナンスをしつつ、次のステージに向けて準備したい」
僕は、その言葉を信じて、じっくり待ちます。
焦らず、無理せず、納得できる身体でリングに戻ってきてください。
そう――「TRANQUILO!あっせんなよ!」ですから。
人生は、先が見えないからこそ面白い。
何が起こるかわからないから、毎日が尊い。
「“いま”という、もう二度と戻らないこの瞬間を目一杯楽しむ」
この言葉を胸に、僕も前を向いて歩いていきます。
DESTINO――運命の続きを信じて

師弟戦でのDestino。ヒロム選手もDestinoが出来るのには、驚きました。
DESTINO――その運命の続きは、まだ終わっていない。
待ってますよ、内藤選手。
TRANQUILO!あっせんなよ!

またこのチームで「非日常空間」を楽しませてほしいなぁ?
奈良の会場で、内藤選手を観戦できたのは、一度だけ
内藤選手の記事がメインだった週プロは、毎週、書店で売り切れているほど、奈良のファンも興味を持っている。また奈良の会場で、内藤選手見たいなぁ? 今は、ただ感謝です。
一歩踏み出す勇気、ありがとうございました。
● 内藤哲也選手ブログ