みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです
奈良・室生に、知る人ぞ知るたくさんの方が訪れているパワースポットがあることをご存じですか?
それが「室生龍穴神社(むろうりゅうけつじんじゃ)」。
室生寺から徒歩10分。森の奥にひっそりと佇むこの神社は、地元の人にも「なんだか空気が違う」と言われる、神秘と静寂に満ちた場所。鳥居の両脇には、樹齢600年を超える杉の巨木がそびえ立ち、まるで神社の門番のように参拝者を迎えてくれます。
実はこの神社、“水の神”と“火の神”という、相反するようで最強にパワフルなエネルギーが宿る場所なんです!

近くに鎮座する室生寺はかつて龍王寺と呼ばれていた時期があります。室生龍穴神社や龍神伝説との関連から、龍と縁が深い場所として認識されていたためです。
「火」と「水」──命を支えるふたつのエネルギー

いろいろバランスを取ろうとしたら、五行の図が浮かんできます。火と水は、相剋の関係ですが、室生龍穴神社がパワースポットと呼ばれるのは、このふたつのことを考える必要があります。
東洋思想における「五行」の考えでは、「火」と「水」は抑制し合う『相剋』の関係にあります。
水は火を消し、火は水を蒸発させる。つまり、一方が過剰になるともう一方を抑え込み、エネルギーバランスが崩れてしまうのです。
たとえば、火のエネルギーが過剰になると、体調不良やイライラといった感情の不安定さが起きる可能性があります。逆に、水のエネルギーが強くなりすぎると、冷えや不安など、情緒的な落ち込みにつながることも。
だからこそ、「火」と「水」のバランスはとても大切なのです。
古神道における火と水の神聖な関係
古くから日本の神道では、「火」と「水」は単なる物質的なものではなく、生命を形づくる神聖なエネルギーとされてきました。特に古神道では、火と水を組み合わせて「カミ(神・火水)」と呼んだそうです。これは、神とは火と水、つまり命の源そのものであるという考え方です。
また弘法大師・空海も、すべての存在は「火」と「水」の融合によって生まれ、すべてに神(火水)が宿ると説いています。
火・水・風がつくる“いのち”の循環
火が燃えると、そこには風が生まれます。
風が吹けば、雲が動き、雨が降り、水が巡ります。
この「火→風→水→命」というサイクルは、自然界だけでなく、私たちの体の中にも存在します。
たとえば、体を流れる血液。
血は赤い液体。赤は「火」の象徴であり、液体は「水」の象徴です。
つまり、**血液とは“火”と“水”の融合体”**であり、まさに命そのものなのです。
そんな風に考えると…
室生龍穴神社=パワースポット!
であること。なるほどと考えられます。
龍神=水の神=金運アップのカギ!

この日は、ひっそりと静まった波動でした。でも平日なのに、他府県からもたくさんの方がお参りされてました。
室生龍穴神社の祭神は「高龗神(たかおかみのかみ)」。
日本書紀にも登場する、水を司る神さまで、慈雨を降らせる神=恵みの雨の神として古来より信仰されてきました。
雨を操るということは、つまり「流れを作る」ということ。
人生の“流れ”といえば…そう!お金の流れ=金運です。
特に注目したいのが、神社から離れた山の中にある「吉祥龍穴(きっしょうりゅうけつ)」。
ここは龍神が住むとされる洞穴で、神聖な水が湧き出るスポット。古くから雨乞いの祈祷が行われ、**善女龍王(ぜんにょりゅうおう)**という美しい女神の龍が棲んでいると伝わります。
【ご利益ポイント①】水の神さまのご利益を受ける行動
金運や人間関係の流れを良くしたいなら、以下の行動を取り入れてみてください!
▶ポイント①「参拝前にお財布の中を整理整頓」
お金の流れを良くするには、まず自分の“水路=財布”を整えるのが大切。
財布がレシートやポイントカードでパンパンになっていませんか?すっきりさせてから参拝しましょう!
▶ポイント②「吉祥龍穴では願いを一つに絞る」

吉祥龍穴は、神社から歩いていくとけっこういい運動になります。車で行くと、山道で細いところもあります。駐車スペースも広くないので、混雑している時は、駐車場に停めて歩いていかれることをおススメします。
欲張っていろいろ願うより、金運なら金運一本!
龍神さまには“スパッと願いが届く明確さ”が効果的です。
▶ポイント③「帰宅後は水回り掃除」
龍神信仰は“清め”が命。
台所やトイレ、洗面所など、水回りをきれいに保つと、金運も自然とUPしますよ! 一瞬ではなく、片付け掃除した状態を、毎日、継続することです。
火の神のご利益=情熱・変革・やる気チャージ!

拝殿の奥に、本殿がありますので、拝殿の向かって右側の通路からお参り出来ますので、かならずお参りして下さい。
さて、水の神だけでなく、実は火のエネルギーもこの神社には宿っています。
というのも、高龗神は、伊弉諾尊が火の神・迦具土神を斬ったときに生まれた神のひとり。つまり、火の神の血を引く存在なのです。
火の力は、破壊ではなく「情熱・行動力・新しいスタート」の象徴。何かを始めたい、やる気を出したい、人生を変えたい――
そんな時こそ、この神社の火のエネルギーがあなたの背中を押してくれるはず!
境内にある「善女龍王社」の神額は、かつてこの地が龍神信仰の中心だった名残。神と仏が融合した時代の名残が、ここには今も息づいています。
【ご利益ポイント②】火の神さまのご利益を受ける行動
情熱ややる気、決断力を取り戻したい方は、以下をぜひ実践!
▶ポイント①「参拝前に『今始めたいこと』を紙に書く」
“想い”を“形”にすることで、火のエネルギーが燃え上がります。
手帳やメモに「◯◯を始めたい!」と一言でも書いてから参拝を。
▶ポイント②「境内では深呼吸して、太陽の光を浴びる」
火のエネルギーは“陽の気”。
杉の木々に囲まれながら、意識的に光を体に取り込むつもりで呼吸してみましょう!
▶ポイント③「参拝後3日以内に行動開始」
火の神は“即行動”が好き!
帰ったら、書いた目標に向けて小さな一歩を踏み出すと、スムーズに物事が進みます。
火の神さまが、おられるがゆえにパワースポットなのでしょう。
ご縁を結ぶ「連理の杉」にも注目!

このような杉が、駐車場の横に「而二不二の神木」と呼ばれる杉もあります。地のパワーが半端ないのでしょう!
室生龍穴神社にはもう一つの見どころ、「連理の杉(夫婦杉)」もあります。
2本の杉が根元で1本につながったこの木は、縁結び・夫婦円満・家族運アップの象徴。裏から見ると、がっちりと一体化している姿がはっきりと分かります。
火と水、陽と陰、男性性と女性性――
あらゆる対極の調和を象徴するような存在で、見ているだけで心が整っていくような不思議な力があります。
まとめ|金運と情熱、ダブルのパワーを授かろう!

最近は、神社のお隣に駐車場が出来たので、路上駐車しなくてもお参り出来るようになりました。
室生龍穴神社は、金運の「水」と、やる気の「火」。
この相反するけれど補い合うエネルギーが共存する、全国でも珍しいパワースポットです。
どちらか一方だけでは人生はうまくいきません。
金運だけあっても動けなければチャンスを逃しますし、情熱があっても流れが悪ければ空回りしてしまいます。
水で整え、火で動く。
そんな“循環”の力を、この神社で授かってみてはいかがでしょうか?
この神社のご祭神のパワーを授かるには「行動」にあるので、お参りしただけで、お助けいただける安易な考えは、やめましょう(笑)
今日も「 TRANQUILO 」「あっせんなよ!」
人生の冒険、楽しんでくださいね!