みなさん、こんにちはーー(^^♪
予祝風水師 たくちゃんです
今も思い出すことがあります。
会社がコロナの影響をモロに受けた時に、当時スタッフだったケイが、オフィスでコーヒーを飲みながら話してくれたことです。
「最近ちょっと疲れてるように見えますよ。」
オフィスでケイに言われて、僕は思わずコーヒーカップを握りしめた。
「うーん、いろいろ考えすぎてしまってな。」

「手放す」時って、いろいろ理由をつけて残してしまうものです。手放す条件を作って、条件にはまるモノは手放していけば、考えることもありません。
ケイはにっこり笑って言った。
「社長、それ、ぜんぶ『手放し』たらどうですか?」
「手放す?」
「そうです!ストレスを減らすには、手放すのがいちばんですよ!」
そう言われても、簡単にできるものなのか?と疑問に思った僕に、ケイは指を折りながら話し始めた。
「まず、『こうじゃなきゃダメだ』っていう考えを手放すことです。完璧を求めすぎると、逆に苦しくなりませんか?」
「確かにな……。今の自分は、業績を上げなければならないとか、社員を守らなければならないとか、いろいろ背負いすぎてがんじがらめになっているのかもしれないな。」
「ですよね?でも結果を完全にコントロールすることはできません。できるのは、今ベストを尽くすことだけです!」
ケイはコーヒーを一口飲んで続けた。
「あと、人をコントロールしようとするのもやめたほうがいいですよ。」
「え?それはどういうこと?」
「例えば、『社員がもっと自発的に動いてくれたらいいのに』とか、『取引先がもっとスムーズに対応してくれたらいいのに』とか思ったことないですか?」
「うっ……あるな。」
「でも、人は変えられません。変えられるのは自分だけです。期待を手放せば、余計なストレスもなくなりますよ!」
「なるほどな……。でも、手放すって難しそうだな。」
「そんなことないですよ!例えば、具体的に話すとオフィスに『いつか使うかも』と思っているけど結局使っていない書類や備品、ありますよね?」

今は、デジタル化で出力物は、減っていますが、オフィスを見渡した時に、古い書類の山、そしていらない書籍が山積みにされていたりするものです。
「あるな!オフィスの奥に眠っている古い資料とか、使われていない機材とか……。」
「それも手放しましょう!職場がスッキリすると、気持ちも軽くなりますよ。」
「うーん、確かに整理された環境だと頭もクリアになるよな。」
「それに、『もったいないから処分できない』っていう気持ちも手放したほうがいいですよ。」
「それはさすがにもったいなくないか?」
「もったいないって思って置いておくことで、本当に必要なものを入れるスペースがなくなっているんですよ?」
「そうか……確かに、長年使っていないものを抱え込んでいるかもしれないな。」
ケイは満足そうにうなずいた。 「でね、こうやっていろいろ手放していくと、最後にどうしても手放せないものが残るんです。」
「それは?」
「会社を続ける理由です。」
私はその言葉に、ハッとした。
「本当に大切なものだけが残るんです。だから、手放すことって怖いことじゃなくて、むしろ大事なことなんですよ。」

いきなりたくさんのモノを手放そうとすると、なかなか進まないものです。計画的に初めは、小さなことから初めていきましょう!
「そうか……。よし、まずはオフィスの整理から始めるか!」
「いいですね!どんどん手放して、軽やかになっちゃいましょう♪」
ケイの言葉に背中を押され、僕は少しだけワクワクした気持ちになった。
手放せば手放すほど、心も職場もスッキリする。 そして最後に残るのは、自分にとって本当に大切なものだけ。
こころの中にあるストレスや「もったいない」と思って捨てられないものを手放すための8つのポイント

8つのポイントを頭の中に置いて、手放すモノをチェックしていくと、前向きに進みますよ!
1.「今、本当に必要ですか?」と問いかける
物でも感情でも、「今の自分に必要か?」と自問すると、意外と「いらない」と気づけます。過去に必要だったものでも、今の自分に合っていれば手放してOK!
2. 期限を決める
「いつか使うかも…」は永遠に来ません! 物なら「1年使わなかったら捨てる」、悩みなら「1週間考えて解決しなきゃ」と決めてスッキリします。
3. 感謝して手放す
「今までありがとう」と感謝したら、未練なく手を放せます。人間関係や過去の失敗も、「経験させてくれてありがとう」と心で伝えてさようなら!
4. 第三者の視点で考える
友達に「これどう思う?」と相談するつもりで、自分に問いかけてみると「大事に判断しないな」と冷静にできます。
5.代わりに良いものを迎えるスペースを作る
「これを手放したら、もっと素敵なものが入ってる!」と思うと捨てられます。
6.小さなものから離れる
突然大きな決断をするのは大変なので、小さなもの(紙くずや使ってないアプリなど)から整理すると、徐々に「手放すこと」が楽になります。毎日ひとつづつ処分している人もいます(笑)毎日ひとつづつ処分するだけでも、一年で365個のモノが処分できます。
7. 「もったいない」は未来の足かせと知る
「もったいない」と残しても、活用できなければ「未来の可能性を閉ざす」ことになります。 新しいチャンスを継続するために、古いものは手放しましょう!「もったいない」は、時間が経っても使わないものです。
8. 手放した先の自分をイメージする
「これを手放したら、もっと軽く生きられる!」とワクワクする未来を想像すると、自然と手放す気持ちが湧いてきます。特に住まいでモノがなくなれば、空間が広がります。広がると気の流れも変わります。ここで気をつけてほしいのは、人って、空間を埋めようとする性があるので、期間を切って、この期間は空けておくと決めることです。空間の期間が長ければ、こころに空間が認識されます。
ストレスも物も、心のスペースを奪ってしまうと運気の流れが悪くなります。少しずつ、心地よい環境を作っていきましょう!
さあ、あなたも「手放す」ことから始めてみませんか?

いろいろなモノ、コトから受けるストレス、少しでも軽減していきたいモノですね。そして笑顔が、日常広がれば、勝手に運気も広がっていきます。
今日も「 TRANQUILO 」「あっせんなよ!」
人生の冒険、楽しんでくださいね!