ならライフ 安倍晴明の見た奈良の町

こんにちは、ケイです。
先日、奈良県桜井市の安倍文殊院(あべのもんじゅいん)へお参りしてきました。
以前お参りした時は、まだ、大阪の枚方市に住んでいた頃だよなあ~と写真のメモリーをチェックしてみたけど見つかりませんでした。残念。

 

ご本堂です。

安倍文殊院は大化元年(645)に創建された日本最古に属する寺院だそうです。
めちゃくちゃ古い!
ご本尊は「三人寄れば文殊の智恵」のことわざでも有名な文殊菩薩。
日本最大(約7m)!快慶作の国宝となっています。
鎌倉時代に今の土地に移転したそうですが、それ以前はもっと大きな寺院だったのでしょうね。
今の本堂も焼失して再建されているそうですし。

 

この日は、文殊菩薩を拝みにではなく(すみません)、

境内にある平安時代の陰陽師・安倍晴明がお祀りされている
方位災難除けの金閣浮御堂や特別史跡の古墳
安倍晴明が天文観測をしたと伝わる展望台などをお礼参りすることが目的でした。
今年一年、夫が風水師として活動させていただけたお礼参り。
短時間ですが、かつては安倍晴明が、同じ場所から奈良の地を見つめていたのかと思うと
感慨深いものがありますね

 

晴明堂も2004年に、二百年振りに再建されたそうです。
正面には黒光りしている立派な「如意宝珠」が置かれています。
如意宝珠も寺院によって様々ですね。
しっかり自身の手で撫でてきたので、願望成就・災難魔除けの徳をいただけたかな♪
- いかなる願望も意のままに成就し、また悪を払い、災難を防ぐ功徳があると信じられている玉です。参拝の方は御自身の手で如意宝珠を撫で、魔除け方位災難除けを御祈願下さい。
-安倍文殊院HPよ

 

他にも、安倍文殊院で有名なのが、金閣浮御堂(きんかくうきみどう)ですね。
池に浮いている様な美しさを求めて、この日もカメラ片手の人が何人もいました。

HPによると、金閣浮御堂・霊宝館には開運弁財天(大和七福神)、安倍仲麻呂、安倍晴明の御尊像
安倍晴明の御尊軸をはじめ陰陽道に関する宝物をお祀りしているそうです。
堂内の六面の壁面には秘仏の十二天御尊軸(室町時代)がお祀りされています。
十二天とは四方(東・西・南・北)と、四隅(東北・東南・西北・西南)の八方、天と地、日と月、すべての方角を司る守護神。
古来より七難即滅七福即生、私達は、一生の内に七つの思いがけない災難があると言われていて
この御堂は「七まいり」という魔除け・方位災難除けを祈願する願掛けの修行場なのだそう。
(ただ美しいだけでは無いんですね、当たり前ですが汗)
「七まいり」では、そうした七難に遭わないために、旅行や転勤、引越しなど、どの方角に向かっても災難が起きぬ様、魔除け・方位災難除けの神仏が安置されている御堂の回廊を「おさめ札」を納めながら七回まわります。
七難を取り除き、堂内で福を得る参拝の方法だそうです。

 

晴明堂の如意宝珠にも記されていました
八角形の中心に天と地、日と月、そして八方、全ての方角を司る守護神が~
つながりました笑
勉強しないと私にはわからないことも多いなあ~・・と
頭の中はいろんな難しい言葉がグルグル回ってしまいましたね笑

 

 

そして、季節の風物詩としてニュースでも取り上げられる花の広場です。
安倍晴明の天文台から見下ろすことのできる広場は
11月中旬~4月末頃までパンジー8000株を使って毎年干支を描かれています!
来年の干支は卯ですね♪
合格祈願の文字も見られました。
まだまだこれからが花絵は見頃だと思います。
近くに行かれた際には、安倍晴明が立っていた天文台から
奈良の町と花絵を見てみてくださいね~

安倍文殊院HP